【大相撲】久しぶりに両横綱、両大関の時代へ
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一年納めの九州場所。優勝は関脇安青錦でしたね。やっぱり関脇が優勝する、優勝に絡む場所は面白い。
優勝の可能性もあるとは思っていたけど、実際に優勝するとやっぱり驚きますね。一気に大関に登るとも思っていたけど、来年の初場所で三役で三場所三十三勝のラインをクリアして昇進だと思ったら今場所で決めた。
この成績、相撲内容、そして優勝となれば前頭筆頭での実績も加味されたんでしょうね。
おそらく、優勝しなくても千秋楽で琴櫻に勝って12勝となれば大関という話にはなっていたと思うけど、優勝で文句なし。
前頭筆頭、小結、関脇と一場所ずつで駆け抜けた。これはすごいことですよ。
千秋楽解説の琴風さん、舞の海さんが千代の富士の名前を出していたのも納得。ボクも思いました。千代の富士が関脇で初優勝したときのような勢い。
だけど、実際は千代の富士よりすごい。千代の富士は関脇二場所だから。それでもその時の盛り上がりはすごかった。優勝決定戦で北の湖を破った。ボクは小学生だったけど今でも覚えている。学校でも砂場で相撲を取るのが流行ったもんな。
前相撲から始めて14場所かな。すごいスピードですよ、ホント。
優勝決定戦で敗れた横綱豊昇龍は悔しかったでしょうね。横綱での初優勝に手がかかっていたのに。
でも相撲の内容は完敗。安青錦に勝てないというより、自分のペースで先手が取れないと弱いんじゃないかな。そのために立ち合いは必ず相手より後に自分のタイミングで手をついて立つ。それで相手に合わせさせて先手を取る。
ところが相手に一瞬先に立たれると弱い。それがよくわかるのが、今場所の伯桜鵬との一番。
一瞬早く伯桜鵬が立っているんですよね。しかも豊昇龍は張って止めに行ってる。こんなことをするから止められず、たまらず引いてしまって負けている。引いても勝てる器用さがあるからこういう相撲になるんでしょうね。
そして千秋楽の優勝決定戦。
これも一瞬早く安青錦が立ってる。でも、豊昇龍も当たっていってるから五分に見えたんだけど、安青錦の圧力が勝っているから安易に引いちゃいましたよね。
やっぱり大関までの相撲だと思っちゃうんだよなぁ、ボクは。小細工なしで、圧力をかけて前に出てまわしを取れば強いのに。その相撲を磨かなければ安青錦には勝てないと思う。自分から手をついて待つような相撲をしてみれば良いのに。
千秋楽で大の里が休場したのは残念だったけど、怪我がひどくないと良いですね。
大の里は序盤で万全の相撲を見せていたけど、義ノ富士に負けたところから崩れましたね。
もちろん勝った義ノ富士が素晴らしいんだけど、押しきれないと引いてしまう悪い癖が出た。琴風さんの言う「毒饅頭」。
次の日の隆の勝との一番は、それが後を引いたのか、上体だけ前に出て足がついていかずに連敗。
そんなわけで課題が残る横綱ふたり。
大関琴櫻は怪我の影響でまったく踏ん張りが効いていなくて、休場した方が良いんじゃないかと思ったけど辛うじて勝ち越し。
後半は良い相撲も見せていた。膝が万全になったら、また優勝した時のような強い相撲を見せてほしい。とにかく前に出るということは先場所から課題にしているのが見えるけど、あとはスピードでしょうね。止まらずに一気に攻め切るスピード。そうなると、安青錦にも勝てるはず。
初場所は引きづつき安青錦が台風の目ですね。安青錦に勝つか負けるか。琴櫻も先に横綱に昇進されないように、もう一度仕切り直して頑張ってほしいなぁ。その力はあるはずなんだけど。
そうなれば、横綱ふたり、大関ふたりの面白い時代になりますね。というか、横綱ふたりもうかうかしていられない。安青錦はまだまだ伸び代があるから、独走もあり得る。まだ21歳だもんなぁ。
ウクライナの人たちに良いニュースを続けられると良いですね。
あ、そういえば、宮城県出身の小兵、時疾風が九勝。頑張りましたねぇ。こういう力士が上の方に来ると面白い。藤ノ川もね。
