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保護者の願い。できれば、通級学級へ通わせたい。たとえ「障がい」(障害)があっても。。。

ところで。 二千二十四年八月十六日に金曜ロードショーで放映した京都アニメーションの「聲の形」という映画ですが,自分のコレクションにあったはずなのになかったので,わざわざレンタルビデオ屋さんに借りに行きました。

ところがどこの店も貸切で無くて,やっと探した一本を借りて改めて鑑賞しました。 この映画のヒロインは,聴覚が不自由なために言葉の発声がうまくできず、筆談とか手話で他人とコミュニケーションをとりますが,障がいを持っていても通常学級に,おそらくは聾学校から途中入級します。

(聴力に障がいがあっても手話が、できるとは限りませんし,視力がない人もみんなが点字を読めるとは限りません。この辺りは誤解がありますね)

一般の子ども達と触れ合う中で成長したい,コミュニケーション能力をつけたいと願う親や本人は結構多いものです。私も片方の耳が全く聞こえない児童を担任したことがあります。

私の過去の例で,どこの学校とは言えませんが,知能は境界線レベル,足が不自由ということで,特別支援学校から転校して,車椅子に乗って通常学級へ編入したいという要望がありました。

これは職員会でもかなり議論になりました。 校長は受け入れる方向で市の教育委員会と交渉をしました。 それで段差のある所全てに,スロープや手すりを突貫工事で間に合わせましたが,エレベーターをつけるだけの予算はありません。

入級する時に確か四年生くらいでしたので,教室は主に二階になります。 子どもとはいえ,人が乗った車椅子を二階まで運ぶのは、大人でも相当な労力です。一人や二人でできることではありません。

ましてや子どもが四・五人かかって持ち上げたとしても,毎日のことになると、これはもう大変な事です。 もちろん子ども達にそれをさせるのは情操教育には大変良いことだという建前はあるんです。しかし,交代でやったとしても,これが毎日となると学級の子たちの不平不満が出るのは当然ですし。

かえって障がい者に対する意識が悪いほうに影響してしまうのではないかと私は心配しました。その児童は,数か月か,しばらくこんな形で通っていましたが,やはり,お互いに無理無理がたたって,特別支援学校の方へ,また戻ることになります。

つづく・・・

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