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室内楽は結婚と同じ

クラシック音楽は、その中に色々なジャンルがありますが、私が特に好きなのが室内楽。

このブラームスのピアノ三重奏の演奏は、中でも一番のお気に入りです。

ソロとしても第一線の演奏者ですが、3人のケミストリーがとにかく素晴らしい。


神々しくまっすぐに光るスターンのヴァイオリン

母なる大地のように包みこむローズのチェロ

鐘のようにどこまでも響き渡るイストミンのピアノ


3人のブラームスへの真摯な想いが、演奏を通してひしひしと伝わってきます。

決してそこには、目立ちたい、認められたい、といったエゴが一ミリもありません。

あるのは純粋に音楽だけ。

音楽ありきの自分。

聴くたびに「美しい・・・」とため息まじりに、心から声が出てしまうのです。




室内楽のおもしろいところは、素晴らしい演奏者同士が弾いたからといって、必ずしも素晴らしい演奏にはならないというところです。

人生のタイミングや、音楽性、その曲への想いなど、すべてが完璧に合った時にケミストリー=化学反応が生まれます。

「室内楽は結婚と同じ。相性がすべて!」と教授が言っていたことがありますが、そのとおりですね。




先日買ったレコードに、ジュリアード四重奏とボレットの五重奏がありました。こちらは言わずもがな、素晴らしい演奏です。



ジュリアード四重奏のように、長い期間、一緒に演奏を続けながら熟成することも多いですね。まさに結婚と同じ!


余談ですが、当時のジュリアード四重奏のチェリストだったジョエルは(ジャケットの写真)私が学生時代習っていたピアノの先生のご家族でした。

海外から一時帰国した時に、ちょうど日本でコンサートがあり、楽屋でお会いする機会がありました。

この時演奏されたのは、私も全く知らない現代曲ばかりでしたが、一緒に行った母が、

「音楽は難しくてよくわからなかったけど、とても素晴らしい演奏なのは伝わってきた」

と言っていたのが印象的でした。

素人の母にでもわかるほどの演奏の素晴らしさだったのですよね。

今ではこのメンバーで生演奏を聴くことはできないので、とても貴重なご縁だったと思います。


今日も読んでくださりありがとうございます。
素晴らしい一日になりますように!

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