白茄子とささみの南蛮漬け
白茄子というのは、普通の茄子と違って白くてつやつやしている。切ってみると、なんだか高級な石鹸のようにも見える。

この茄子、炒める前にひと手間かけると良いことがわかった。表面を油でコーティングしておくのである。そうすると、余分な油をぐいぐい吸い込まずに済む。

茄子というのはとにかく油を吸いたがる性質があって、放っておくとどこまでも吸ってしまう。困った奴なのである。

ささみは筋を丁寧に取って、お酒と塩胡椒をして、片栗粉をまぶして揚げ焼きにした。筋を取る作業は地味だが、これをサボると食感に響く。
サボりたい気持ちと、サボってはいけない気持ちがいつも私の中でせめぎ合っている。今日は真面目な方が勝った。

南蛮漬けのタレは、カンタン酢とポン酢と柚子胡椒、そして一味唐辛子を合わせたものにした。柚子胡椒を入れると、なんとなく大人の味になる気がする。
実際に大人になったからそう感じるのか、味そのものがそうなのか、そのあたりはよくわからない。

茄子とささみをタレに漬けて、大葉と大根おろしをどっさりのせる。仕上げに大根おろしの白い山ができると、なんだか達成感がある。
この山を見るために作っている、と言っても過言ではないかもしれない。

さっぱりしていて、これなら夏バテしていても食べられる。むしろ夏バテしている日にこそ作るべき一品なのだと思う。
🍱 今日の献立メモ
白茄子/鶏ささみ/片栗粉/カンタン酢/ポン酢/柚子胡椒/一味唐辛子/大葉/大根おろし
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