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うつ病5年、勤続10年、休職2回

昇給なし、昇格なし、降格あり
——これは、病気のせい?それとも私のせい?
勤続10年。
数字だけ見れば長い。
でも中身は空っぽだ。
昇給はない。
昇格もない。
あるのは途中で下げられた肩書きだけ。

そしてうつ病になって5年。
うち2回は休職で半年ずつ。

この事実を並べるたびに同じ問いが頭から離れなくなる。
これはうつ病のせいなのか。
それとも私が無能だからなのか。

うつ病になってから仕事ができなくなった。
スピードは落ちた。
ミスが増えた。
考えが途中で止まる。
元の自分には戻れない。

自分でも分かる。
前より確実に「使えない」
無能

評価は正直だ。
給料は上がらない。
むしろ下がった。
うつ病だから仕方ないと5年言われ続けた。

でも同時に、
逃げているだけなんじゃないか、という声もある。
「病気を理由に努力をやめたんじゃないか」
「本当は元からこの程度の人間だったんじゃないか」

うつ病は、甘えじゃない。
よく聞く言葉。
それは分かっているはず。

でも社会はそんな前提で動いていない。
結果がすべて。
出せなければ、評価されない。
理由が病気でも関係ない。

評価表にあるのは
「できたか、できなかったか」のアルファベット表記だけ。

10年働いて何も積み上がらなかったように見える現実。

それを見るたび胸の奥がじわじわ冷えていく。
頑張れなかった時間。
止まっていた時間。
周りに追い越されていく感覚。
取り戻せない。

これは
病気のせいかもしれないし、
私の能力の限界かもしれない。

一番残酷なのはどちらだったとしても結果は変わらないこと。

昇給はない。
評価は止まったまま。

それでも辞めずに10年いた。

それは「しがみついているだけ」なのかもしれない。

ただ一つ確かなのは、壊れながらも生活を手放さなかったという事実だけ。

もし同じように評価が止まっている人がいたら。
それは
あなたが何もしてこなかった証明じゃない。
ただこの社会は「止まった人間」を静かに見捨てるだけだ。
そういう場所で今日まで生き残っている。
それだけの話だ。

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