見出し画像

六十干支ネイル考「甲戌」

(以下は2024年10月8日にはてなブログにて更新した記事に加筆し、noteに再録した内容となります)

本日は寒露。かんろ…と耳だけでとると、飴の会社の「カンロ」が思い浮かびますが、あちらの由来は「甘露」…サンスクリットの「アムリタ・अमृत」だそう。

こちらは「甘」ではなく「寒」ですから、朝晩の冷え込みがつよまることで草木には露が。そして空気は澄んで夜空にはすっきりと星々が輝く季節、といったところでしょうか。

昨日は地下鉄にのる用事があったのですが、降車して地上に出ましたら17時半には辺りがとっぷり暮れていて、たいぶ日が短くなったのを実感しました。

長雨の秋らしい空気は、これまでの暑さをおもうとホッとしている方も多いかもしれませんね。暦は「甲戌」月へと切り替わりました。そんな本日はネイルのブログ。

年干支の「甲辰」とリンクするところも多い今月の干支「甲戌」…天干(甲)が陽の木、地支(戌)が陽の土からなり、木剋土の構造であることも両者の共通点です。

春の木「甲辰」と秋の木「甲戌」ですから、対をなす関係性がここで揃うこととなります。これから新緑の季節を迎えようという盛りの木と、落葉し冬に備えその芯をきゅっと締めんとする木、という対比になっているのですね。広げたものを畳んだり、散ったものをかき集めまとめるのに適した時期と言えるでしょう。
そんな「甲戌」をヒントにしたネイルがこちら。

落ち葉を踏みしめて分け入る山道

鮮やかな朱色を基調に、ブラウンとブルーグレーで構成された斑もよう。
琥珀や、べっこうのような熟成され溶け合う色合いを意識しました。シェルのかけらや箔を入れることで、衰勢から次のサイクルへのバトンをほのめかしたデザイン。

ここから先は

440字
この記事のみ ¥ 100
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

六十干支を身に着ける。月ごとの干支のもつ象意をネイルデザインに置き換え指先に纏い、5年間を過ごしました。言葉と色と線でそれぞれの干支への理解をふかめ、ではこの象意を「とある人の放つ雰囲気や内面」として再検討したならば?視覚と言葉とを往復しながら書き連ねた60記事。

六十干支の象意をネイルデザインを通し色・柄・質感など、視覚的に理解しようとする試みの記録です。2020年11月から2025年10月まで毎月…

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?