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“一緒につくる”名山新聞へ。5周年、新たなチャレンジをします!

おかげさまで、名山新聞は2020年9月の創刊から5周年を迎えることができました。応援・ご協力いただいている皆様、本当にありがとうございます!

「自分たちが暮らすまちを自分たちが知る」をテーマに、鹿児島市名山町で、子ども記者たちとまちネタを取材し、毎月発行している名山新聞。
「名山町をもっと知りたい」「コロナ禍で人に会うことや外出が制限されても、地域の子どもたちと楽しい経験をしたい」という私の個人的な願望から始まりましたが、ありがたいことに、じわりじわりと関わってくれる人や読者が増えています。

記事を書いているところ

名山について知り、新聞にまとめることは、私にとって、楽しくて楽しくてしょうがない!!(毎月、月末に「今月は発行できないかも〜泣」と深夜、目をシュパシュパさせながらパソコンに向かって編集。「誰に頼まれたわけでもないのに何でこんな追い込まれてるんや?笑」と自分にツッコミ。それでも、やはり楽しいのです

そんなふうに楽しく駆け抜けあっという間だった5年間の振り返りと、新たなチャレンジ(読者アンケート、読者と一緒に編集会議!、サポーター募集!)について、このnoteでは書きます!
ぜひ最後までお読みいただければうれしいです。

名山新聞はどうして始まったの?どんな新聞?については、創刊1年の時に書いたこちらの記事をご覧ください。
バックナンバーはこちらの公式サイトでご覧いただけます。

5年間の数字的な変化はこんな感じです(飲食店数、人口は名山新聞と直接関係ありませんが、5年間の名山の変化として参考までに書いておきます)

創刊1年時の記事でも書いていますが、新聞発行を通して、子どもたちの変化(取材力、チームワーク、まちへの愛着が育まれている・・・)、大人たちの変化(子どもたちを見守ってくれる人が増えた、取材ネタを提供してくれるようになった・・・)を感じてきました。
ここからは、それ以外に、5年間の発行を通して私が経験したことや感じたことを書きます。

5年を振り返って

知る・つながることの力、可能性

「ちょっと手伝ってくれない?」
名山新聞を発行して2年経った頃、名山の飲食店の店主さんたちから、「共同トイレが壊れて使えなくなりそうで困っている。改修費を募るクラウドファンディングをしたい。ちょっと手伝ってくれない?」とお声掛けいただきました。私は店主さんたちとチームを組んでクラファンに挑戦し、トイレを無事リニューアルさせることができました。(その節はたくさんのご支援ありがとうございました!)

回収が完了したトイレのお披露目会。
クラファン支援者の皆様と一緒に。

「子どもが、『取材で行ったお店に食べに行きたい』と言うので家族で行ってきました」
名山新聞小学生記者の親御さんから聞いた言葉です。
名山新聞を創刊した当時、コロナ禍で、人の往来が制限される中、外の人に名山に来てもらうことを期待するよりも、自分たちが地元を知り、支える(地元にお金を落とす)流れが生まれるといいな
と考えていました。(創刊1年noteにも書いています)
そういう流れが、少しずつでもできているのかな、と思います。

「ちいさな台所名山」にて。取材でフォーの米麺を見せてくれました。
実際に食べにいきたくなるよねえ〜

紙面で「知る」(この人、こんな思いで、こんなことやってんだ〜)
人と人がつながる(この前新聞に載ってましたね〜見ましたよ!)
行動する、一緒に踏み出す(お店に行ってみよう!/手伝ってくれない?)

知ることは、つながること、そして行動を起こせること。
名山新聞がそんなきっかけを作れているのかなと思います。

活用していただける喜び

「お客さんに名山の紹介をするときに活躍しています!」
名山のお店の方が、お客さんとお話するときのネタに新聞を活用してくださっているそうです。新聞が、ちゃんと読まれる・活用されるものとなっているのは本望です。

町内のいくつかのお店で「ご自由にお取りください」あります

仲間が増える、チャンスをいただける

子ども記者・大人記者たち
レギュラーメンバーは名山町内に住む赤ちゃん〜小学生まで10名ほど。これまでに一度でも新聞活動に参加してくれた子ども記者は0歳〜現在高校生まで46名。大人記者は47名です。普段参加している子ども記者が「名山新聞って楽しいんだよ」と学校のお友達を連れてきてくれたり、町外から親子で来てくれる人たちもいます。

いい感じの木があった!根っこが立派!

副編集長?ーきょーちゃん
一人で作っていた名山新聞ですが、
編集を手伝ってくれる大学生が現れました。初めて活動に遊びにきてくれてから3年、ずっと通ってくれて、いつからか、紙面編集をしたり、連載コラム「スイーツ巡り」を書いたり、私が予定合わず行けない取材は、彼女が腕章をつけて行ってくれたり・・・。もはや副編集長です(笑)すっかり名山町の人々の中に溶け込み、卒業論文は名山町について書いてくれました。

映画「エイタロウ」で久保理茎監督を取材するきょーちゃん(左)

「名山新聞のうた」ーとっくん
創刊2年時に、子どもたちと活動を振り返り、「名山新聞のうた」を作りました。コミュニティソングライターとっくんが、曲作りワークショップを開いて、かわいい曲に仕上げてくれました。名山の祭りのステージでみんなで発表して歌い続けています。とっくんは、編集員としてコラム「名山音歩」も担当してくれています。

夏祭りにて「名山新聞のうた」披露
みんなで考えた歌詞

広島や長崎の高校生と一緒に
「名山新聞の子ども記者と一緒に活動したい」とお声かけいただき、県外の高校の新聞部と交流したことも。

長崎南高校新聞部の皆さんと交流し一緒に活動

「うちの地域に取材に来ませんか?」と外部からお声かけいただくことも増え、たくさんのチャンスをいただいているなと感じます。

犬迫のどろんこ遊びを体験取材に
木下大サーカス

子ども記者たちと一緒にいろーんな経験をしたい!それも私の楽しみの一つです。

また、創刊当時小学5年生だった子が、中学生になり、名山のことを調べたいと、友人を連れて話を聞きに来てくれたり。名山新聞を手伝ってくれていた大学生が某全国紙の記者となって活躍していたり。“名山新聞出身”の成長、つながりもうれしいです。

名山町への思い

メディアに取り上げていただく機会も増え、「名山町がどんな町になってほしいと思いますか?」「名山新聞の今後も目標は?」といった質問をいただくこともあります。

私が2017年9月から名山町に暮らして丸8年。
「行ってらっしゃい」「どこ行くね?」「おかえり」「おつかれさま」
暮らす人・お店を営む人たち同士の声かけ、気遣い、世話焼きといった温かく微笑ましく心強いつながりが、私が名山町で暮らし続けたいと思う理由です。まちのあちこちに“おばあちゃん家”があるような感覚(笑)

“おばあちゃん家”代表の名山荘。
育てていらっしゃるお花やクワガタの取材をさせていただきました。

一方で、新しい方・若い々が、名山町でお店を開きたいと夢を持って来られ、どんどん開業されています。新しい風が吹き続けていて、毎日歩きまわっても飽きない、日々変化・発見があることも、名山町の魅力です。
長屋の小さな空間一つ一つに、そこで暮らす・営む人の個性が満開。一軒一軒、アーティストのアトリエを覗くようなワクワクする感覚。

「暮らしと器と古道具 トキノフネ」を取材。
日本世界各地の手仕事の品々とその背景に触れるワクワク。

これからも名山町が、古き良さを持ちつつ、新しさ、多様性を受け入れるまち、応援する・される、チャレンジできるまちであるといいなと思います。暮らす人にとっても、お店をする人にとっても、訪れる人にとっても、温かく楽しいまち。名山新聞がその一助になれたらうれしいです。

そして、名山新聞に関わる子どもたちに伝えたいこと。それは、自分たちが暮らすまちについて知ること、人とつながることは、楽しくて、生きていく上で自分を支えてくれる心強いことなんだよってこと。

将来、世界のどこのまちに暮らしても、そのまちに関心を持ち、自ら人とつながっていってほしい。そのつながりは、自分が何かに挑戦したいときに応援してもらえるつながり、困ったときに助けを求められるつながり、自分も誰かの支えになることができるつながり。
知る、つながるってことは、人生を豊かにする、すばらしいことなんだってこと。

課題とチャレンジ

さて、ここまでなんだかいい話ばかり書いてきましたが、課題も見えています(笑)そこで、6年目からは以下4つのチャレンジをしていきます。

声を拾い上げたい

仕事や家庭のことをしながらの新聞発行は毎月手一杯。私がアンテナを張って拾い上げられる情報に限界があります。私がキャッチできていない情報やこんな視点の取材をしてほしいなど、皆さんからご提案やご意見をいただいてもっと充実した新聞にしていきたい。
そこで、
チャレンジ1 読者アンケートを始めます!

いつでも何度でも、入力できます。思いついた時にぜひご協力お願いします!(質問項目など、今後運用しながら改善していきます!)

チャレンジ2 読者と一緒に編集会議を開きます!
まずは半年に一度くらいで、参加者を公募して開催してみたいと思います。詳細、またお知らせします。

持続可能な仕組みを作りたい

「名山新聞、お金的にはどうやって成り立ってるの?」
とたまに聞かれます。
答えは・・・
「ほぼ、自腹です」(苦笑)
町内会・通り会・青年会に印刷費の一部を補助いただいているものの、ほぼ、自腹です。
企画・取材・編集・配布に使う時間はかなりですし(出産のために入院したベッドの上でも編集してました笑)、お金的には赤字。それでも楽しい!それでもやります!

楽しい!

しかし、
「名山新聞のようなものを作りたい。地域新聞の作り方・仕組みを教えてほしい」というお声をいただくようになり、思ったのです。
「自腹でやってます。てへっ」と赤字パッケージを当然のようにしちゃっていいのか?と。せっかく他の地域でもやってみたいという方がいるなら、持続可能な仕組みをつくり、お伝えできるようにしたいなと。
そんな仕組みは、お世話になっている名山町で、末長く発行を続けるためにも必要なのではないかと。
そこで、
チャレンジ3 サポーター制度を作ります!
とりあえず、マイナスがゼロになるくらいを目指してみようと思います。
町内の方も、遠方の方も、名山新聞を応援したいと思ってくださる方、ぜひよろしくお願いいたします!

◆【町内サポーター】名山町内の方向け・・・月200円(年2,400円)で、新聞を毎月5部お届けします。名山新聞のSNSにお名前を紹介させていただきます。
◆【遠方サポーター】遠方の方、なかなか名山に行けないけど手元に欲しい!という方へ・・・年4,500円で、年に3回、新聞(まとめて4号)と名山小土産をお届け。まち歩きマップが完成したら同封します。会員証(ステッカー)付き。
◆【追加サポート】追加のご支援は1口1,000円から。追加5口以上で編集会議に優先招待いたします♪

サポーターになっていただける方は、下記フォームより申込をお願いします。

※プランは、ゆるく設定しておりますので、「名山近くにいるけど名山小土産が気になるので遠方サポーターになります」といったことも大丈夫です!
※会費は、名山新聞の制作/印刷費・郵送費・発行手数料に活用させていただきます。

以上の、チャレンジ1〜3は、まず1年間やってみて、ご意見・アイデアをいただきながらよりよい仕組みを整えていきます。

それから、最後に
チャレンジ4
名山歩きマップを作ります。

これは待望の。重い腰を上げて、やっとですね。1年以内に発行することを宣言します!!

産業会館の屋上から。閉館してしまったので、
今は入れない。貴重な名山一望!

さて、この長い記事も終盤になってまいりました。
そのほか、すでにいただいているお声から、今後の展望を書いておきます。

「紙面がもっと読みやすいといいな」「せっかく子どもたちの手書き原稿、もっと大きい字で、もっと濃い印刷にできないか?」

編集で改善できるようがんばります!限られた紙面スペースに子どもたちのたくさんの記事を納めるとどうしても小さくなってしまいがちです。。。今後、名山新聞の大型化(A4→A3)も検討しています。

「子ども記者にうちにも取材に来てほしいな」

子ども記者の活動は月に一度、年間12ヶ所で、曜日・時間帯が限られます。そのため、子ども記者と取材に行きたいくても、取材先とのタイミングが合わない場合は私が一人で取材しています。かわいい子ども記者が来てくれた方がうれしいですよね・・・(笑)現在リノベーションをして準備を進めている名山新聞編集室「めいざんち」は、子ども記者が学校帰りにふらっと立ち寄って新聞活動をできるような場を目指しています。名山新聞活動をもっと柔軟に、日常に、たくさんの人に関わってもらえるようにしていきたいと思っていますので、お楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
名山新聞をさらに楽しく、力強い、持続可能な地域新聞に。皆さんと“一緒につくって”いきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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バックナンバー集

2025年9月30日
名山新聞編集長 門間ゆきの



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