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『どうすれば日本人の賃金は上がるのか』:全文公開  第4章のまとめ

どうすれば日本人の賃金は上がるのか』 (日経プレミアシリーズ)が9月13日に刊行されました。
これは、第4章まとめ全文公開です。

第4章のまとめ

1 日本の賃金は年齢と雇用形態によって大きく異なるので、年齢別、雇用形態別の統計で平均を見るのがよい。
 若年時には正規と非正規の賃金格差が大きくないので、大学進学の経済効果が過小評価されるおそれがある。

2 日本では、50代に年収が1000万円を超えることが、「成功」の目安といえる。この段階に達する人は、同世代の人の1割程度だ。大学卒のうちの5分の1程度になる。

3 日本の大企業の平均年収は、700万円程度の場合が多い。年収1000万円とはだいぶ隔たりがあるように見える。しかし、男性で年収1000万円を超える人の比率を推計してみると、3割程度と意外に高い。平均値では分からない実態だ。

4 世帯所得が年1000万円を超える世帯は、全体の12%強ある。他方、全体の半分の世帯の年収が427万円以下だ。50代だけをとると、世帯年収1000万円超が2割程度。他方、同年齢層の約半分が世帯年収500万円以下だ。


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