#1 YuuKi Number02「砂の惑星」
初の外部ナンバー
イナズマイレブンかよってくらいメンバー集めを頑張った記憶
23年秋頃からちょこちょこ練習会をやったり、サークル周りの子が出るイベントにも出たりしてたおかげでありがたくも15人の大事なナンバー生が集まってくれて、
さながら円堂守0学期だったというわけ
インスタのキャプションとかストーリーでもまあまあ書いたのですが作品の設定だとか、制作過程というか、どこかに残しておきたくなったので初めてnoteに手を出す。
出てた子達も知らないままなんじゃないかなあという
設定資料集とか大好き人間だから同志がいれば刺さったりするのかもしれない
選曲
ハチの砂の惑星。自分内邦楽アーティストランキングでとりあえず3位内には入るくらい米津玄師の音楽が好きで ボカロ由来の中毒性と唯一無二なリリック、ロックンロールからhiphopの文脈をはらんでそれらをJ-popにまとめ上げている故に
作品ひとつひとつの強度が毎度とても強い
てのがむりやり言語化した好きな理由
まあうるさくて深くて好きって感じです
もともと好きだったこの曲が当時の自分のインプットにカチッとハマった感じがしたし、ホールイベントのショーケースでこの曲がなったらおもろいだろうと
そんで沸いたら最高だなと
だがナンバー生たちの怒涛の曲バレによってその夢は早々に潰えた
結構ちゃんとショックだった
テーマ
なんだぁ、この曲…
主題ってものがあった方が物事は上手く進むし何かつくる上で大事だとダンスを始める以前からそう思ってきたもので
これが難しかった
この曲の世間(どこをどのくらい指すのだろう)的な位置付けとしては
初音ミクのお祭り的なイベントのメインテーマを、当時すでに米津玄師として活動していた彼がハチの名の元に3年9ヵ月ぶりに制作。激アツである。
しかし蓋を開けてみれば内容は形骸化したプラットフォームへの静観と古巣との決別
ざっくり言えば「ニコニコ動画ってもう終わったくね」とも取れるアイロニーたっぷりな内容で、ちょくちょく議論が交わされたりアンサーソングが出てそれもヒットしちゃうくらいだったので、まさにイナズマが落ちたようなローンチだったのではないか、しらんけど
MVを観てみるとミクがなにやら仲間を連れてまさにディストピアな砂の惑星を歩いていく様子が4分間描かれる
ケーキが出てきたり雪の中にオリジンのミクがいたり色々拾えるものはあるのだが
ラスサビ前、曲が盛り上がる中ひたすらズームインされる立て看板と仲間の顔。
サビ入りとともに道を分つ二人の仲間
え、こんな盛り上がってるところでこのシーンなんなん、、、
つまりそれだけ大事であると考え
「思いついたら歩いていけ 心残り残さないように」
仲間を見送り自分の道に向き直るミク
言語化は難しいけどここに感じたことを表現できたら、と思った
テーマは「TRIBE」つまり族。前作に続いてRとBが入ってるのもこだわりポイント
MVを観てからラスサビあたりを観て何か感じ取ってもらえるかも
米津と作品とミク
作品と曲を考えるにあたって考察記事とか出典とか漁れる限り読み漁った
単純に趣味とヲタク気質のそれだが今回は米津のインタビュー記事までしっかり読んだ。文化人類学の講義中に。
どうやらこの曲でミクと歩いてる面の集団はハチのニコニコ時代にアップした曲たちであるらしい人数とお面の見た目がそれぞれ合致するらしい
そして最後に別れる二人はハチが削除した二曲だと考えられているらしい
ポップシーンからわざわざ舞い戻り唾吐いて帰って行った米津のイメージがこれ機にゆらぐ
というよりは付け入る隙、相乗りする余地
曲自体はマジカルミライに、ひいてはミクのファンに宛てたもので間違いないが
MVに関して言えば米津(ハチ)から自らの作品に宛てたものなのではないか
名前が変わりストリーミングされているとはいえ離れてしまった作品たち
廃れていくニコニコというプラットフォーム(砂の惑星)に遺して来てしまった彼らは果てのない風化にさらされている
そんな曲たちを囲うというか、自分の作品をもう一度輝かせるような、そしてその後また朽ちていくとしてもこの砂の惑星をこの曲たちはともに歩いていく
はぐれたり迷ったりしないように標としてこの曲と物語を最後に遺してあげたのではないかと
考察というか妄想なので別に真偽はどうでもいいけどそう考えてから、とてもクリアにナンバーのイメージが持てた。
ハチ→米津玄師 ???→???
サークルを引退してチーム組んだりいろんなところで踊るようになっていたタイミングでナンバーの出展名いわゆるダンサーネームをどうするか
アルペジオってあだ名も皮肉どころかもう狙ってつけただろってくらいドンピシャな悪口で気に入ってはいたけど、ふつうにゆーきって呼んでくれる人の方が多い環境だしちょっとかっこいい名前なの言いにくいからYuuKi numberになりました。
ハチ様と違って僕はほぼ一作目みたいなものなので過去作とかないしサークルとかダンスシーンに一石投じる気もさらさらないかったけど
ジャンル転向して名前も変えて一から集めたメンバーだったから
つくる側ではあったけどあくまでダンサーとしてみんなと踊ることを想ってつくった作品だったから
「砂の惑星」において自分はハチである前にミクであると
道が別れるその時まで、ずっと一緒に歩いて行こうと
だからハチにとっての作品は自分にとってのナンバー生で
この子達のために踊ろう、ナンバーやりきろうと思ったところで最後のピースがハマった感じがした。
これがテーマ「TRIBE」の中身
パート
1番
曲のオマージュとかメインの表現はラストに持っていったからシンプルにナンバーでやりたいことを詰め込んだ
イントロ:総立ちで細かいのやってみたかった。完成してから忘れちゃったせいでなにが怒ってるか割と自分でもわかってない。
夜公演半分くらい泣いてるやつらを見送ったのはいい思い出
1A:そんなに直接的に歌詞とってないけど唯一「今後1000年草も生えない」
草→w→指三本 これがナンバーのポーズになろうとは
1B:めっちゃ歌詞とってた。「どこへも行けなくて墜落衛星」「立ち入り禁止の札で満ちた」 あんま説明することない
1サビ:キツそう。あんないい顔して踊れんのすごいよパッションだよ
風太が何回見てもバケモン
2ソロ:それぞれに作って渡しました。ところどころリンクさせてるのがこだわり
????? 「二人ともよくやった。えらいぞ。」
センターサス:悪ノリでつくったのをモノにするというか、体現しやがって
自信持たせたら無敵なんですこの子は
2番 味変
色々やってみようの精神
色々やるけどとっちらからないようにパート終わりに祈るような灯し合うようなコンセプトで統一。米津の言語をうまくインストールできた気がする。
2A:割と気に入っている。変な振りいっぱい。振り入れおもろかったなあここ
「あなたと私でランデブー」
名前は出さないのだけど同期のスーパーガールズダンサーが元々興味持って出てくれて、この世界観の中に解き放って暴れさせたかった。
結構注文はつけてしまったのだけど自分じゃできないものをこの作品に与えてくれた。偉大な女帝に感謝。
「ぶっ飛んで行こうぜもっと」 サンプリングだコノヤロー
一個前のパートもそうなのだけれどここの歌詞は有名なボカロ曲のオマージュ
いわばサンプリングなのだ
ボカロの世界でHipHopの文脈を。
この曲好きな人ならまず沸くのはわかってもらえるのではと。
だからここは最大火力を持っていきたくて
ゆーきふーたパートかまさせてもらいました。池袋の公園で2時間かけてつくったのは忘れられない。
別のコレオから「なんでセンターじゃないのこれ?」って聞かれて
「だって作品が繋がらないから」と割と熱く語る機会もあって面白かった
間奏:割愛!
終盤
5サス:こいつがこれ踊るのみたい、この子ならこれが似合うんじゃない、これ踊ってみてよ、俺の振りまんまあげます
こんな感じでそれぞれにあげました。まじでよく頑張ったみんな。よく頑張った自分。
行進:MVのオマージュ。コンセプトそのもの。止まった後なんも思いつかなくて上見ちゃった。好評だったから結果オーライ。
ラス:「かませ、それが全てだ。」
存分に踊れる振りとシンプル盛り上がる構成で
小ネタとか
衣装:それっぽくカッコよく
ゴーグルはミクのオマージュ
サムネのレターセットはメセカ
一週間かけて書いた。喜んでもらえて何より。あんま嗅ぐな恥ずかしい。
みんなからもらったアルバム
誰に似たのか芸が細かい。部外者からの手紙が2枚あった。なんなんお前らめちゃくちゃ面白いじゃん。
割とみんなはじめて会ってから長くないメンバーだったのに当日から一週間くらいロスってくれて嬉しかった。やってよかったと思える1番の理由です。
そのうちそれぞれに離れていくんだろうけど
振り返った先にこの曲とナンバーが形として残っていることが愛おしくもあり
「離れていても想っているんだよ。愛しているんだよ」って
ナンバー期間中に伝えられてよかったなあと
ここまで読んでくれるような子がいたかは定かじゃないけど
固定ニキや国宝ちゃんあたりが読んでくれているのではなかろうかあとはあの妖怪とか
終わり
めちゃくちゃ聞き込んで理解してつくってったらしっくりきた。みんなも乗ってくれた。そんな作品だった。
まさか4000字弱にまで達するとは 頭の容量圧迫してたんだろうなあ。
いい感じにクリアできたので現行の次回作も頑張るとします!
また書き殴りたくなったら書きます。
