働き方が変わるたび、私はまた生まれ変わる
「女って面倒くさい。」
これはふと漏れた本音だ。
昔はよく思っていたし、今もそう思う時がある。
ライフプランが変わるたびに、働き方も変えなきゃいけない現実。
独身の頃は、仕事に集中できた。
結婚して、家事のバランスに悩み、出産して、時間のなさに絶望した。
そして私は、そのたびに働き方を変えてきた。
正直、悲観的だった。
やっと慣れてきた仕事をまた辞めるの?
時短勤務の交渉?めんどくさすぎる。
子どもが熱を出して帰るときの、あの気まずさ…。
でも、今振り返って思うのだ。
これまでの経験は、すべて「自分の価値観をアップデートする時間」だったと。
独身ではわからなかった感情。
結婚だけでは見えなかった風景。
子育ての中でしか気づけなかった自分。
そのたびに「私はもう一度、生まれ変わった」と思う。
それは、ゲームでいえば——
今まで行けなかった場所に足を踏み入れたり、
抜けなかった伝説の剣を抜けたような感覚。
クローズドな世界が、突然オープンワールドに変わるような。
自分の中の制限が、少しずつ外れていくのを感じるのだ。
人生のフェーズが変わるたびに、
少しずつ違う自分に出会っていく。
それって、意外と贅沢なことなのかもしれない。
「働き方を変えるのは面倒くさい」——
それはたしかに本音だけど、
そのたびに、私は成長していた。
きっと私は、
これからも子どもの成長に合わせて、
働き方を変えていくだろう。
時短勤務と個人事業主の二本柱になるかもしれないし、
フリーランスだけでやっていく日が来るかもしれない。
あるいは、またフルタイムに戻るかもしれない。
そのたびに悩むだろうし、
正直、面倒くさいとも思う。
でも、それでいい。
何度だって、柔軟に形を変えながら、
私は私をアップデートしていく。
面倒くさい。でも私はその「面倒くさい人生」を、ちゃんと生きてる。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
あなたの1日が素晴らしいものでありますように。
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