見出し画像

「親はずっと元気」だと思ってない? それ、ただの思い込みかもしれない

「親はずっと元気でいる」――そう思っていませんか?
私もそうでした。

親はまだ60代。これまで大きな病気をしたこともなく、元気に過ごしている。

だから、特に気にすることもなかった。

でも、ある日突然、父から「入院することになった」と告げられました。
その瞬間、私は気づいたんです。

「親が元気でいるのは、当たり前じゃない」 ということに。

私と同じように、「まだ大丈夫」と思っている人は多いかもしれません。

でも、その「大丈夫」は、本当に確かなものでしょうか?

この記事では、私の経験を通じて、「親の健康とどう向き合うか」 を考えていきます。

きっと、あなたにも当てはまることがあるはずです。

突然の入院の知らせ


つい先日、法事に参加したときのこと。
父が不意にこう言った。

「父さん、入院することになったんだ。悪いんだけど、書類を書いてくれないか?」

私は一瞬、言葉を失った。

「え…そうなんだ。うん、書くよ」

驚きと戸惑いで、うまく言葉が出てこなかった。

なぜ事前に言ってくれなかったんだろう。

なぜ入院するのかも聞いていなかった。

そんな思いが頭をよぎる。

すると、母が補足するように話し始めた。

「お父さんね、心臓に石があるって近所のクリニックで言われたのよ。少し前から歩いていると胸が痛むことがあるって…。だから詳しく調べるために入院するの。」

「そっか…」

私はモヤモヤしながら書類を書いた。

でも、そのモヤモヤの正体ははっきりしていた。

いつもの父と違う?違和感を覚えた瞬間


父は昔から弱音をよく吐く人だった。

仕事のことも、体調のことも、すぐに「もうダメかも」と言うタイプ。

血糖値が高いと診断されたときもそうだった。

「もう病気になったし、俺はダメかもしれない」

そう言いながらも、一緒に散歩を続け、数値がよくなると
「お、俺はまだまだ元気かもな」なんて笑っていた。

だから、今回もまた「大げさに言ってるんだろう」と思っていた。

でも、違った。

今までの父なら、もっと早く何か言っていたはずだ。

弱音を吐く父が、今回に限って何も言わなかった。

「家は離れてるけど、何かあったら協力するよ。遠慮しないでね」

そう伝えながら、私は気づいた。

父は何かあれば連絡をくれるけど、用事がなければ連絡はこない。

少し距離が離れれば、自然と話さないことも増える。

いつの間にか、私は「まだ60代だから大丈夫」
「昔一緒に歩いてたから健康なはず」と思い込んでいた。

でも、そうじゃない。

検査の結果しだいでは、手術になるかもしれない。

「心配かけたくなかったんだよね。でも、何でも言ってくれたほうがうれしいよ。検査の結果も教えてね」

そう伝えると、父は少し照れくさそうに笑った。

「おお、悪いな。何かあったら頼むよ」

その笑顔を見て、少しホッとした。

でも、これからは私のほうからも連絡をしよう。

親が元気でいることは、決して当たり前じゃない。

それを実感した出来事だった。

親の健康は、思っている以上に脆い


気づけば、私たちは「自分の親は若いからまだ大丈夫」と思いがちだ。
でも、本当にそうだろうか?

「いつでも会える」「いつでも話せる」
そう思っているなら、少しだけ立ち止まって考えてみてほしい。
今できることは、意外とシンプルだ。

✅ 定期的に連絡を取る
✅ 健康診断の結果を気にする
✅ たまには顔を見せる
✅ 「何かあったら頼ってね」と伝えておく

親が元気でいてくれるのは当たり前じゃない。
そう気づいた今、私はもっと両親と向き合おうと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
私の記事が少しでもお役に立てば幸いです。

いいなと思ったら応援しよう!

ゆきしお 読み書き研究所   よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはブックサンタへの本寄贈に使用させて頂きます。