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【子育てエッセイ】やらせると応援する。その違いが少しだけわかった日

「教育ママにはならない」
子どもが生まれたとき、私はそう決めていました。

小さいうちから、たくさん学ばせたくはなかったのです。
遊ぶ時間を大事にしたいと思っていました。

でも、気がつくと娘はタブレットで勉強しています。
保育園の水泳教室にも通っています。

あれ?私、やらせてる?
いつのまにか、教育ママになってる?
そんなふうに思うことがありました。

けれど、よく思い出してみました。
きっかけは、娘の「やってみたい」でした。



はじまりは子どもの「やってみたい」から

タブレットを始めたのは、友だちの影響です。
「タブレットがほしい」と言ったのが始まりでした。
私は、「つまらなそうならすぐやめよう」「無理に続けさせることはしない」と思っていました。

ところが、娘は楽しそうにやっています。
ひらがなを書いたり、数字を数えて正解すれば
「見て見てー!」とうれしそうに話してくれる。
自分で考えながら、ゲームのように学んでいます。

水泳も、きっかけは娘でした。
保育園に置いてあったスイミング教室のチラシを、娘が持って帰ってきたのです。

「これ、やってみたい!」と、うれしそうに話してくれました。
私は少し迷いましたが、本人のやる気があると思って申し込んだのです。

初めてのスイミング教室のあと、娘は目をキラキラさせて帰ってきました。
「たのしかったー!」と、何度も話してくれました。
私は思いました。これは続けさせたいなと。

子どもが楽しそうにしている。
それだけで、続ける理由になります。

うまくなることが目標じゃない。
「楽しい」と思える気持ちを大切にしたい。
私は、そう感じました。

「やりたい」を自分で選べるようにするには


ときどき、「ママがきめて」と言われることもあります。
たとえば、朝の服を選ぶときや、出かける前のおやつをえらぶときです。

そんなとき、私はすぐには決めません。
「ママはこれがいいと思うよ。〇〇が好きそうなのはこれかな?」
そうやって、少しだけヒントを出します。

すると娘は、「ママが選んだやつだといやー」とか「やっぱりこれにする!」と自分でえらび直すことがあります。

自分で決めたときの顔は、ちょっぴり自信にあふれていて。
その姿を見ると、自分で選んでもらって良かったなと思うのです。

やらせると応援するは、ちがうもの

私は今でも、「教育ママにはならない」と思っています。
けれど、子どもの「やってみたい」を大事にしたいです。
小さな「できた!」を、そっと応援したいきたい。

「やらせる」と「応援する」
どちらも親が関わることですが、その意味は違うと思います。

やらせるのは、親の思いが先にあること。
応援するのは、子どもの気持ちを受けとめて、そっと背中を押すこと。


この違いは、はっきり分けられるものではないと思います。
いつも迷って、考えるものです。
でも、私はこれからも“その子らしさ”を大切にしたい。

これからも、子どもの顔を見ながら考えたいと思います。
「今、私は応援できているかな?」と。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
あなたの1日がすばらしいものでありますように。

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