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書くことがくれた、心の取扱説明書

小さい頃の私は、今以上に口下手でした。
自分の気持ちを人に伝えるのが苦手で、
悩んでも、モヤモヤしても、誰にも話せずに抱えこんでしまう。

言葉にできない気持ちは、どんどん心の中で大きくなっていって、
「どうして私はこうなんだろう」と、自分を責めてばかりいたように思います。

そんなとき、私のそばにあったのが「書くこと」でした。


書くことで、少しだけ気持ちが落ち着いた

思い返してみると、小学生の頃から
うれしかったことや悲しかったことを、紙に書いていました。

うまくまとまらなくても、ぐちゃぐちゃでもいい。
ただ文字にしているうちに、ほんの少しだけ落ち着いてくる。

誰にも言えない気持ちを受け止めてくれるのは、
他でもない「自分の書いた言葉」
だったんです。

書くことで、気持ちを深く見つめられるようになった

大人になった今も、私はノートに向かっています。
昔と違うのは、「感情の奥」に目を向けられるようになったこと。

イライラしているときに書いてみると、
本当は「寂しかった」だけだと気づけることもあります。
悲しさの奥に、期待やがっかりが隠れていることもあります。

「なぜそう感じたのか」
「本当はどうしたかったのか」

少しずつ深掘りしていくことで、
自分でも気づかなかった気持ちに、ようやく出会える気がするんです。

書くことは、自分の取扱説明書をつくる時間

私は「書くこと」が習慣になってから、
自分に少しずつやさしくなれました。

完璧じゃなくてもいい。
モヤモヤする日があっても大丈夫。

どんな自分も、ノートが受け止めてくれる。
書くたびに、自分のことが少しずつわかってくる。

「ああ、私はこういうときに無理しちゃうんだな」とか
「こう言われると、すごく敏感になるんだな」とか。

それはまるで、“心の取扱説明書”をつくっているような時間です。

「書くこと」で自分と仲よくなれる

今も私は、自分の中の不器用な部分に出会うたびに、
ノートを開いて、話しかけるように言葉をつづっています。

「そう思ったんだね」「それはつらかったね」
昔は否定していたモヤモヤを、
今は少しずつ受け止められるようになってきました。


きっと、自己理解って一気には進まない。
でも、書くことを通して、少しずつ自分と仲よくなれる。
そんなふうに思っています。

最後に

もしあなたが今、
自分の気持ちがうまくわからなかったり、
誰にも話せずにモヤモヤを抱えているなら。

ノートを1冊用意してみてください。
特別なことは書かなくていいんです。

今日感じたこと、心が動いたことを、ちょっとだけ言葉にする。
それはきっと、あなたの心とつながる一歩になります。

「書くこと」が、あなたにとっても心の取扱説明書になりますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
あなたにとって素晴らしい1日になりますように。

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