自由な仕事ほど難しい|20代渉外の日常⑥
ライフアドバイザーの仕事って、
たぶん外から見ると自由に見える。
実際、
外回りに出れば、
ずっと誰かに見られてるわけじゃない。
今日はどこを回るか。
どの順番で行くか。
休憩をいつ取るか。
ある程度、自分で決められる。
最初は、
それがかなり気楽に感じた。
でも、
働いていくうちに、
自由って意外と難しいんだなと思った。
支店にいる時は、
嫌でも仕事モードになる。
電話が鳴る。
窓口がある。
周りも働いてる。
だから自然と動ける。
でも外回りは違う。
車に1人になる時間が長い。
誰にも見られてない。
だから、
気持ちが落ちてる日は、
そのまま止まってしまう。
コンビニの駐車場で、
缶コーヒー飲みながら動けなくなる日もあった。
「次どこ行こう」
って考えながら、
気づいたらスマホ見てる。
別にサボりたいわけじゃない。
でも、
数字が悪い時とか、
断られた後とか、
エンジンがかからない日がある。
しかも、
そういう日に限って、
家が近い。
5分だけ休もう。
少し横になろう。
そう思って帰る。
でも、
そのまま動けなくなる。
たぶん、
自由な仕事って、
自分を管理できる人には向いてる。
逆に、
気分に引っ張られるタイプには結構難しい。
自分はたぶん後者だった。
でも、
だからこそ分かることもある気がする。
外回りで苦しくなる人って、
怠けてるというより、
ずっと1人で抱え込んでる人も多いんじゃないかなと思う。
支店に戻れば、
いつも通り電話が鳴ってる。
窓口では世間話してる。
その空気に少し安心する日もあった。
今思うと、
自分は“1人で自由”より、
少し誰かがいる環境の方が向いてたのかもしれない。
次は、
組合員さんとの距離感について書こうと思う。
