「君の目で世界を見てみたい」に込めた想い
note創作大賞に応募した、この『君の目で世界を見てみたい』という物語は、ずっと前から心に描いていた構想です。
日々の何気ない瞬間のなかで、私は何度も思いました。
「子どもには、きっと私たちとはまったく違う世界が見えているのではないか」と。
あるとき、この物語のラフ絵とコンセプトをもとに、「お子さんの『こんな風に世界が見えるのかな』を教えてください」とSNSで呼びかけたことがありました。
すると、多くの方々が、瑞々しいエピソードをたくさん教えてくださいました。




2歳息子。日中から夜に変わったとき、太陽が姿を消し月が見える夜空を見て「おひさま、ねんねしちゃった?」と。
— えりんぎ (@eringi10butter) May 20, 2024
小さな子どもたちの純度しかない世界の捉え方に心を震わせられる日々です😭
我が家の4歳長女。
— mayaと愉快な怪獣たち (@myaakosan_1007) May 20, 2024
夕焼けの空を見上げて、あそこはあじさい、あそこは桜、あそこには海があって、そこはバラなんだよ。って教えてくれました。
色がたくさんある所にはお花が咲いてる、と思ったようです😊
お空のお花畑にいきたいな、きれいだな、と輝く娘の瞳が、なによりもきれいに見えました。
もうすぐ3歳になる男女の双子を育てています。2人がお医者さんごっこ遊びをしているときの話。熱が出た患者さん役の娘に、お医者さん役の息子が『ちょっとがんばろ!』と言って、小さいライトと全然違うおもちゃを舌圧子にして2つを使って娘の喉を見ようとしていたのが笑えました😂↓
— きぃ*twins👦🏻👧🏻3才 (@ki_ddtwins) May 20, 2024
家族で川の字で寝ています。
— リー子@育児用👦👶7y♂️+4y♀️ (@reeco_mzk_baby) May 20, 2024
寝室で子ども達は布団に潜っては移動して、あっちから頭を覗かせたりこっちから足を出したり。布団の上でバタバタと手足を動かし泳いでみたりと、怒られるまでキャーキャー楽しそう。😊
きっと子ども達には、布団の上や中は冒険たっぷりの海なんだろうな、と思いました。😊
多くの方からエピソードが届いたそのとき、私は確信しました。
子どもたちの見ている世界は、大人の私たちにはそのまま見ることはできない。
だけど、彼らの目の輝きや、何かに夢中になる姿勢から、私たちはその世界を“想像する”ことができる。
そして、絵と言葉で物語を紡ぐことで、ほんの少しだけでも、奇跡のような彼らの世界をのぞき見ることができたら。
この物語を世の中に届けることは、あのとき大切な記憶を分けてくださった方々への、私なりの責任のように感じています。
子どもたちは、時間の概念も持たずに、目の前のことに全身で没頭します。
落ち葉ひとつ、水たまりひとつが、パンになり、友達になり、広い海にもなる。
「これはこういうもの」といった意味づけにとらわれることなく、目の前の対象から自由に世界を生み出していく。
ままごとの 飯もおさいも 土筆かな
でも、やがてその落ち葉も、ただの落ち葉にしか見えない日が来るかもしれない。
私たち大人も、子どもの頃に持っていたような、湧き出るような好奇心を忘れてしまうことがあるかもしれません。
それでも、世界はもっと面白くて、美しいんだって、子どもたちは私たちに教えてくれます。
どんな時も、子どもたちの驚きと喜びがあふれる瑞々しい世界に、そっと想いを馳せる。この作品は、そんな一冊になれたらと思いながら描き続けてきました。
今、note創作大賞に応募しています。ぜひ、イイネやシェアで応援していただけると、とても嬉しいです。
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