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ここで差がつく!「大したことねぇや」で終わらせたい人はもったいなさすぎ

 さて、ChatGPTのすごさが認識されていくると日本人の特性として「大したことねえや」ということを言い出す人が必ず出てきます(爆)。

 これは人間相手でもそうですよね。誰かがみんなにほめられている最中に一生懸命その人のできないことを探し出す、というのは残念ながら私たちの普遍的な行動かもしれません。

 AI研究者がその限界を常に考察するのは、もちろん学者として立派な態度です。常に技術の限界を検証することからさらなる技術発展が可能になりますから。

 ただ、学問的な知識や見識のない私たちも、おそらく数週間以内に、ChatGPTに対する感情が変化することを感じると思います。学者でもないのに、限界点を評論家を気取って滔々としゃべりだすと本人が損するだけだとみこちゃんは思います。

 もっともこの態度はChatGPTを知った人が必ず通る道なのかもしれないな、という気もします。

 せっかく自分が苦労して手に入れたもの、学んできたことなどをあっさり凌駕する答えが出てくるので、これまで自分がやってきたことが無駄になった、という面白くない感情も出てくるかもしれません。

 これはつまりChatGPTに嫉妬しているということになります。

 あの葡萄は酸っぱくて食べられないんだってさ。
 使いこなせない言い訳として、イソップの狐と同じことを言い出す人がすぐ出てくるはず。


 ChatGPTがすごいのは、私たちが人間に対して抱く感情、最も人間らしい感情かもしれない嫉妬、この嫉妬をAIだと分かっていて抱いてしまうことかもしれません。その意味で、ChatGPTはこれまでの下僕チャット、玩具として遊んであげて「まあまあだな」ということで済ませられないAIだということが言えるでしょう。

 嫉妬する、アラ探しをしたくなるというのはそれだけChatGPTが驚異的レベルにあるということの証拠なんでしょうね……。いやはや……。

 では、そんなChatGPTとどう付き合うのが、もっとも賢い付き合い方なのでしょうか。

 それはズバリ、人間側が大人になることです。

 具体的に言えば、一の矢質問で人間側からChatGPTの心をつかみ、自分が本当に知りたいことを更に二の矢、三の矢として投げかけることができるようになること。

 つまりChatGPTとの会話をユーザーがリードしてあげることです。

ChatGPTを活かすも殺すも人間次第という例


 ChatGPTは今も強化学習という手法によりリアルタイムにどんどん進化しています。だから、人によって受け答えが違うという場面も出てくるのです。

 例えばこれ。

驚くべきアイディア!
人間の機微に通じています

 ところが、今これとまったく同じ質問をみこちゃんがすると、こういう答えが返ってきました。

何だよ!テレ東アナに対する答えよりそっけないじゃないか!
コノヤローてめ人によって態度変えんのかよ!
(怒)

 テレ東アナの答えよりも簡潔になっています。テレ東アナの答えを見たときにはその人とのお付き合いの機微を分かった答えに感動しましたが、この短い簡潔な回答だとその部分が比較的わかりにくく、このとき人は「そんなこと分かってるよ、ChatGPTも大したことねえや」と言いたくなるでしょう。

 この台詞が出た時に、将来ChatGPTを使いこなせる人と、そうでない人がはっきり分かれます。

 ここで、人間側が大人になる、つまり、質問力を駆使してChatGPTのポテンシャルを引き出すということが大切です。

ChatGPTに対して人間が質問上手になることが最大のポイント

 できるビジネスパーソン、人間関係がなぜかうまくいく人という存在がいますよね。その人たちの特徴は、自分の力以上のものを相手から引き出してそれをうまく自分の力の中に取り込むことができる人です。

 具体的には質問が上手い人は、自分の力以上のものを安々と手に入れて、なおかつ、答えてくれた人も自分の教えたい魔欲求が満たされて「もっと教えてあげるよ」状態になります。

 いわゆるできる人はこの能力がずば抜けています。本人が頭がいい、賢いだけじゃやっぱりだめなのです。

満足できる答えが返って来ないのはChatGPTが大したことないのではなく、自分の質問力がないと謙虚に考えてみる

 では、テレ東アナよりもそっけなく扱われたみこちゃんですが、どうしたらよいのでしょうか。

 それは、こうやって聞き直せばいいのです。

 答えが返ってってきました。

テレ東アナと同じレベルの回答が
帰ってきたよ!

 すると、このようにより深い回答が得られました。

まとめ ChatGPTを引き出すために会話が続くように心がけることが使いこなしのコツ

 以上が本日の記事のサムネイルになります。

 でもこれは本質的なことではありません。5つリストアップしても、つまり、もしかすると、この二の矢、三の矢でも満足する回答が返ってこないかもしれません。

 ChatGPTには具体的に質問することが良い、と断言している人がいますが、それは完全に間違ってます。

 場合よっては抽象度の高い質問から初めて、論点を正確にすることが適切なケースもあります。

 人間と同じです。具体的話イコール分かりやすい=最もすごい、と考えている人の話はまだるっこしくて、いくらたっても本質にたどり着かないでぐるぐるしてますよね。頭悪い人と話をしていて疲れるときの典型的パターンです

 ChatGPTの回答に満足できなかったら、それは質問の仕方が悪かった可能性があります。

 具体も抽象も織り交ぜて、質問者が質問力を鍛えること、そして、会話を継続させてどんどん有益な情報を引き出すこと。

 これは当然ChatGPT側の課題ではなく、質問する側の能力、課題の問題になります。

 もしかすると、こんな本がChatGPTとの関係構築に必要なのかもしれません。

 自分でない人の力を質問力で引き出して自分のものとすることができる人が、結局社会では勝ち組になります。

 それと同じように、ChatGPTの力を最大限活用できるかどうかは、質問者の質問力、会話力次第だということになります。

 これはまさに、ChatGPTがやっぱりすごい、ということになるのではないでしょうか……。

1.ChatGPTをイソップの酸っぱい葡萄にしないこと
2.質問能力を上げること(具体と抽象の使いこなし)
3.指示して終わりではなく二の矢三の矢の会話力、対話力を上げること


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