旅するナースが子どもの居場所を作りたい理由
侑子です。
あなたが今、目の前に掲げている目標。
その、「何かをやりたい」と思ったきっかけは、なんですか?
何かをやりたいと強く思うものがあるとき、その心を動かすきっかけが必ずあると思うんです。
わたし、侑子はその「やりたい」って思う気持ちを、大事にしたいと、常々思っています。
例えば
ぼんやりとしていることだとしても、そう思うまでに、その人だけの大事なストーリーがあると思うから。
この記事では、わたしがどん底の気持ちを抱いてから、自分の視野を広くもつことで見えてきた世界や、こどもの居場所づくりがしたいと思った経緯などを紹介しています。
この記事を実際に作成したのは、2019年1月。
26歳の私が書いたものでした。#熟成下書き です。笑
今は29歳。2年半の時を経て、やっとnoteで公開です。
半径1キロ以内の世界で
生まれてから中学生の頃までは、コミュニティがとても狭いです。
わたしは、半径1キロ以内が自分の生活範囲で、そこでどううまく立ち回ればいいのかをよく考えていました。
周囲の顔色を窺い、考え方の違いに悩み
失敗したり、怒られたりすると「自分はなんてダメなやつなんだ。」とか
「自分の性格がいけないから。」とか、ネガティブ思考になっていました。
日記帳に、自分を励ます言葉や、自分を保つための言葉を殴り書きしていました。
周りと比べることも日常茶飯事で、どうやったら気に入ってもらえるか。
頑張ったとほめてもらえるのか。
自分を受け入れてくれるところはどこなのか。
常に、わたしの心の受け入れ先を、探していた記憶があります。
自分を見てほしい。
わかってほしい。
ありのままの自分を受け入れてほしい。
恵まれた環境で育ったけれど、心は常に満たされない。
ありのままの自分を受け入れてくれるのはどこだろう?
大人の何気ない一言や、周りの同世代からの言葉は、こんなにも自分の人生を左右してしまうのか。もっと近づきたい理想の世界があるのに、なんでうまくできないんだろう。
自分らしくって、何だ?
いつも答えを探していました。
自由な気持ちで生きていい

周りに認めてもらう手段として、わたしは勉強することを頑張りました。
おかげで、志望の高校へは無事合格。
そこで出会った友達は、私を受け入れてくれて、仲間にしてくれて、失敗もユーモアに変えてくれて。自分の心の緊張が少しずつ、溶けていくのを感じました。
人に受け入れてもらえるって、嬉しい。
狭い世界にとらわれず、自由に生きていい。
日本だって、世界だって、こんなに広いんだから、自分の生きれる場所はある。
はじめてそう感じることができました。
でも、その仲間たちは、私の目には完ぺきに映りすぎました。
勉強もできて、スポーツもできて、可愛くて、友達想いで…そんな完璧な仲間たちばかりで、なんで自分は理想の通りにできないんだろう、と再びネガティブ思考に走るのでした。
私は何をしてもダメなのだろうかと。
コンプレックスの塊だと。
恋愛においてもネガティブでした。
「なんでこんな自分のことを好きになれるの?」と相手を疑ったり、
「自分のことなんてどうせ好きになってもらえない」などと思う日々。
自分って難しいなぁ。と思うことが多々あり、
自問自答の日々が続きました。
こどもの心を理解したい
わたしはなぜ、このように考えるようになってしまったのだろうか。
やっぱりこのままでは嫌。
私のこころの動きを知りたいと思うようになりました。
そうこう考えるうちに
”こどもの頃の環境が影響しているのかな?”
と考えるようになりました。
こどもの心を知ることができれば、
わたしの心の動きも理解できるかもしれない…!
もやもやした気持ちから、解放されるかもしれない!!
「こども」「心理」「発達」というキーワードに興味が湧いてきました。
母がわたしに、看護師になってほしいとよく言っていました。
看護師になることで「親の言う通りに動いている自分が嫌だな」と思っていましたが、「看護師になれば、就職面でも親に文句を言われることはないか」とひらめき(笑)
医学の分野はもともと好きだったこともあり、
”こども×発達心理×医学=看護”で
看護師の道へ進むことを決意したのです。
小児看護をやりたい
不真面目な看護学生でしたが、小児看護の分野は楽しい。
こどもの成長発達を促す看護を学んでいくと
「エリクソンの自我発達理論」とか
「愛着形成」とか
まさに性格形成に繋がる理論をたくさん学びました。
ここから、生きる上での考え方のヒントを得ることができたように思います。
もちろん、理論が全てではありませんが、わたしは大方、そういう理論の型にはまって順調に成長してきたんだなぁと思うようになると、気持ちが少し楽になったのです。
なんでこんな汚い気持ちを抱くのだろうって思っていたことも、正常な気持ちの変化なのだと思うように。
そっか、人間そういうものか。
自分だけではなくて、周りの人も同じか。
みんな一緒なんだよ。
と思うことで、なんだかほっとするような気持ちになりました。
世界を旅するようになって
小さい頃は、父によくいろんなところへ連れて行ってもらっていました。
外に出かけるのが楽しくなったのは、父のおかげ。
大学生になり、時間とお金を得た私は、
自分で日本各地や世界へと旅をするようになりました。


看護師になってからは、シフト休みということもあって、一人で旅をするようにもなりました。
日本や世界を旅するようになって
ゲストハウスや旅の途中で出会った人達に、たくさんの刺激をもらいました。

自分と同じ考え方の人達に出会えたことが嬉しかったし、
お世辞でも「素敵だね」と、私のことを言ってくれる人達に出会えて
自分に自信がもてるようになってきました。
狭い世界にとらわれなくていい。
自分の合わない世界にいなくていい。
自分が自分らしく生きられるように。
そう思わせてくれました。
たくさん悩むことはあるけれど
たくさん悩んだからこそ見えてきた世界があり、その上で旅をしたからこそ、たくさんの気づきが持てるようになり、客観的に自分を見れるようにもなりました。
看護師の仕事をしていても同じです。
こどもたちや親御さんから、いつもたくさんの刺激や新しい考え方をもらっています。
学生時代に自分の置かれている環境のせいにしていたことも、実は自分のことを受け入れていなかっただけなのかもしれません。
親からの愛情さえも受け取れなくて
友だちからの思いやりも受け取れなくて
ただただ周りのせいにしていました。
もちろん、そうなってしまった環境要因もあります。
けれど、それだから一生私の性格は変わることができないとは言えないと思うのです。
自分の考え方の視点を変えるだけで
こんなにも周りの見え方は変わってくるのだと
ようやく気付くことができました。
今では、私に関わってくれているみんなの愛情をしっかり受け取ることができるようになってきています。
こどもの居場所を作りたい!
「居場所」という言葉から、どんなことを連想しますか?
・心地よい
・安心できる
・仲間がいる
私はこのようなキーワードを連想します。
みんなが受け入れられて、認められる場所を作りたいなと思っています。
きっかけは、この記事を読んでくださったように、
今までの環境の中でもがいた経験と、
看護師の仕事をしていて出会った子どもたちからの影響があります。
彼らも含め、
自分という一人の人間を認め、
他人を認めることができる居場所。
自分が自分らしくいれる居場所。
人の本質を知ることができる居場所。
これからのアイデアをたくさん集めて、
形にしていきたいと思います。
***
2年半の時を経て、この記事をnoteで公開することにしました。
2年半の間に成長した部分はあり、
この記事を書いたときの心境と比べると
今の心境は異なるものではあるけれど、
根底にある気持ち
ストーリーは、
今も変わらない。
それを様々な角度から俯瞰してみたり
肉付けしてみたり
削ぎ落してみたり…
そんなことを繰り返しているのかなと思うし
これからもそうなのだろうと思います。
世界73億人いる人の内の
たった一人のちっぽけな私が
今、思い描くこと。
今後とも、活動や想いの行く末を、
見守っていただければ幸いです。

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