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ストーリーの魔法使いに出会って、人生が動き出した話

「えっ!めっちゃおもしろい!!」

思わずパソコンの画面に駆け寄る。
ZOOMのチャットには、多彩なアイデアがずらっと並んでいた。

「たい!たい!!」
「あっごめんごめん、ジャンボリーミッキーの続き踊ろうね」

娘とジャンボリーミッキーを踊りながら、イヤホンから流れてくる声を聞き漏らすまいと耳を傾けていた。


人生を変えた選択

私が永妻優一先生と出会ったのは、2024年3月。
そのころ、「ものキャン」というライティングスクールに通っており、そこのゲスト講師に招かれたのが永妻先生だった。
現役脚本家である先生のストーリー技術は、すべてが新鮮でワクワクした。

「ストーリーってこういう理論で作られてたんだ!ストーリーを見る観客の感情は操れる……!おもしろい!!」

先生のXをフォローし、ストーリーのコツを見る日々。

当時の私は、オリジナル商品を扱うオンラインショップの開設準備に奔走していた。
一番悩んでいたのは、商品説明が自分語りになってしまうこと。
いい商品ですよ~買って買って~~では、買う意欲がそがれるのは自分でもよくわかってる。どうしたらいいか……。

そんなとき、先生が主催する、ストーリー技術が学べるスクール「ストーリーカレッジ」の体験会の案内があった。

「ものキャンのKindleも出版できていないのに、新しいスクールに入るのはなぁ。ワンオペで課題できるかも心配だしなぁ」

悩んだけれど、先生のストーリー技術をもっと知りたいと体験会に参加。

「ストーリーを使えば、自分語りになるっていう私の悩みが解消される……!!この機会を逃したら、私はきっと後悔する!」

気がついたらクレジットカードを握りしめ、受講手続きをしていた。
それが人生を変える選択だった。

ストーリーの魔法の杖を手に入れる

ストーリーカレッジの講座は、毎回ワクワクするものばかりだった。ストーリーは魔法だと思っていたが、本当に魔法だった。そして、講座を経るごとに、その魔法を使えるようになる。次の講座が待ち遠しかった。

特に、講座中にはさまれるワークは毎回楽しみだった。

「○○をあなただったらどう表現しますか?」
「ん~私だったら……こうかな」

本講座は日曜の午前中にあり、娘と一緒に過ごしながら受けていたからチャット参加はあまりできなかったけれど。一緒に受けている受講生たちの多彩な表現に、毎回感嘆の声がでるほどだった。
と、同時に、平凡な回答をしていた自分を恥じてもいて。

それでも、先生はどんな回答でもプラスの声掛けをしてくれた。
「それ、いいですね!!」「うわ~おもしろいですね!!」
うれしくて、自己肯定感が上がったのは、私だけではないだろう。

プラスの声掛けは、文章の添削でもたくさんいただけた。
「ゆうこさんはストーリーの力がすごいです!自信を持ってください!」
この言葉をお守りに、どんどんストーリーの魔法を使っていった。

ストーリーの魔法の効果

ストーリーの魔法はすごかった!

まずX。ストーリー形式でポストしたら、なんとインプレッションといいねがいつもの10倍に!
オンラインショップで扱っているオリジナル商品についてのストーリーをポストしたら、「心が動きました」と商品をご購入してくださる方もいた。
それを実績に、SNS運用のお仕事を獲得することもできた。

一番の効果は、掲載されるのが夢だったメディアから取材依頼をいただいたこと。Xとnoteの発信を見て、声をかけてくれたとのこと。本当にうれしかった。

「ストーリーの力ってすごい……!」

ストーリーに夢中になった。

次に効果を感じたのは、Kindleを出版したとき。

Kindleの文字数は、最低2万字。実は、私は一度、2万字が書けずに挫折している。

「また挫折するかも……でも、先生の添削を受けたい!」

そう思って必死に書いた。
でも、必死さのなかに、前回挫折したときとは違う「楽しさ」があった。

どう書いたら読者に情景を思い浮かべられる?主人公の心情を天気でどう表現しよう?
娘と遊びながら、「クマぬいぐるみが仁王立ちしたらおもしろいかな」と妄想したり。
娘と公園で遊びながら、ずっと空を見たり。表現にぴったりの雲を見つけたときは、「これだ!」と思わず飛び上がってしまった。

大丈夫。書き上げられる。
2024年の年越し、私は2万字を書き上げた。

先生の添削は、驚くほど細やか。
MOREの部分だけでなく、いいところを指摘し、ほめてくれるので「ここが私の強みなのか」と自覚できた。

そして、2025年2月19日。念願の出版を叶えた。

読んでくれた方々からは、うれしいお声をたくさんいただいた。
「読みやすい!」「スラスラ頭に入ってくる」「感動した」

さらに、ベストセラー6冠、新着ランキング14部門1位、売上ランキング10部門1位を獲得。これ以上ないほどの成果だった。

ストーリーを書きたい!

1冊目を出版し、燃え尽き症候群になるかと思いきや、全く。
むしろ、どんどん書く意欲があふれてきた。

次に書きたいのは——。

野菜が大事だと思っているのに、調理がめんどうで食べていないズボラ女子の話。
彼女がある日、野菜オタクに出会う。そして教わる、簡単すぎておいしすぎる魔法の野菜レシピ。気づけば彼女の冷蔵庫には、彩りあふれる野菜たちがずらりと並んでいた——っていう話。

私は、まだまだストーリーの魔法使い見習い。だからこそ、魔法の杖を振っていく。
そして、いつか誰かの人生を変える魔法を使ってみたい。





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