【Stable Diffusion- Illustrious】表情のプロンプト(喜)
一ヶ月振りの更新になります。NVIDIAの5000シリーズのグラボも5060の下位モデルまで販売されて、これを機にAI画像生成を始めた人も多いのではないしょうか。自分は「AI画像生成初心者」をターゲットにした記事を書いています。これまでに「髪」「外見」「顔」の呪文を紹介してきましたので、興味のある方はどんな呪文があるのか過去の記事で確認してみてください。今回からは「表情」の呪文について紹介していきます。
表情のプロンクト(喜)
表情の呪文を考える上で「喜怒哀楽」は非常に有効的な考え方です。そんなわけで今回は「喜」の呪文を紹介しますが、まずはどのモデルを使うか簡単に説明します。
今回は「TanemoMix」という、Illustrious/Noobモデルで画像生成します。Illustrious1.0が出た時に、1536x1536生成対応したマージモデルを探していた時に見つけたモデルで、このモデルを最近よく使っています。
検証法は、前回までの方法と同じにします。3枚画像を用意し、左は何も呪文をいれてない「無表情」、真ん中は呪文を入れただけの結果、右は強度を上げた場合に変化があるかを確認します。よほど変な結果が出ない限りは、同じSEED値での変化を確認しています。
笑う: laughing
口が開いた状態で笑います。強度を上げると手の動作も追加され、口が少し大きくなっています。

左から「なし」「laughing」「laughing:1.5」
微笑む: smile
この呪文が自分が一番使うことが多いです。口が閉じていますが、口を開けたい時は「open mouth」とセットで使います。

左から「なし」「smile」「smile:1.5」
軽く微笑む: light smile
Danbooruタグで「smile」に次いで使われています。Taggerで画像を分析した時にもよく見られます。正直なところ「smile」との違いが分かりにくいですが、口を開けた場合、こちらの方が口が小さかったりします。

左から「なし」「light smile」「light smile:1.5」
ニヤリと笑る: grin
歯を見せて笑います。強度を上げると口が強調されるのか、クローズアップした状態になっています。

左から「なし」「grin」「grin:1.5」
いたずら顔: naughty face
目がキリっとして笑います。強度を上げると口が少し大きくなります。

左から「なし」「naughty face」「naughty face:1.5」
ニヤニヤ: smirk
強度を上げた状態で見ると「naughty face」に似た感じになります。

邪悪な笑み: evil grin, evil smile, dark persona
「evil grin」「evil smile」を単体で使っても似たような結果になります。「dark persona」を使うことで邪悪さが少し増す感じがします。

左から「なし」「evil grin, evil smile, dark persona」「evil grin, evil smile, dark persona:1.5」
ドヤ顔: smug
強度を上げないと分かりずらい感じがします。

左から「なし」「smug」「smug:1.5」
作り笑顔: forced smile
指の動作がセットでついていきます。強度を上げるとクローズアップ状態になります。

左から「なし」「forced smile」「forced smile:1.5」
魅惑的な笑顔: seductive smile
「naughty face」に似た感じがします。目に特徴がでます。

左から「なし」「seductive smile」「seductive smile:1.5」
緊張した笑顔: nervous smile
赤面が濃くなります。

左から「なし」「nervous smile」「nervous smile:1.5」
狂気じみた笑顔: crazy smile
そのまま使うと「grin」に似ていますが、強度を上げる口が裂けます。

左から「なし」「crazy smile」「crazy smile:1.5」
偽りの笑顔: false smile
そのまま使うと分かりにくいですが、強度を上げて使うと確かに偽の笑顔ぽい雰囲気にはなった感じがします。

左から「なし」「false smile」「false smile:1.5」
・記号を使った表情
英語の単語ではなく、記号を使った表現方法がいくつかあるので紹介します。覚えておくとサクッと使えるので便利です。
笑顔: ^_^
「smile」と同じ意味になります。
強度を上げると、目を閉じたニコニコ状態になり、口も開きました。

左から「なし」「^_^」「^_^:1.5」
笑う: :d
ネットスラングで使われている顔文字です。大きく口を開けて笑ってるイメージで、ニッコリ笑ってる顔を表現します。

左から「なし」「:d」「:d:1.5」
ウインク(片目閉じ)した笑顔: ;d
コロン「:」とセミコロン「;」で生成結果が変わるので注意が必要です。セミコロンにすると、ウィンクしながらニコッと笑ってる顔になります。強度を上げたらなぜ左右逆になったかは謎です。

左から「なし」「;d」「;d:1.5」
猫口: :3
猫ぽい顔の口になります。「3」は数字の「3」になります。プロンクトの書き方を間違えると、この呪文が前の呪文に追加されて強度3になることがあるので注意してください。

左から「なし」「:3」「:3:1.5」
ウインク(片目閉じ)した猫口: ;3
セミコロン「;」にすると、ウインクするはずですが、強度を上げないと結果は反映されませんでした。理由としては「目の種類」「目の色」の呪文が混じっているとそちらが優先されて、ウインクしないことがあるので、干渉するような呪文を消すか、強度を上げて使ってみてください。

左から「なし」「;3」「;3:1.5」
舌をぺろっと出す: ;q
舌を出してイタズラ顔ぽくなります。セミコロンにしているので恐らくウインクしている目にもなりやすいと思います。ウインクさせたくない場合は、コロンにしたらいいです。

左から「なし」「;q」「;q:1.5」
舌を下に出す: ;p
こちらは舌を下に出すみたいです。「p」と「q」は舌を出す点は共通していますが、位置が変わるので注意が必要です。セミコロンにしているので、ウインクしている目にもなりやすい点は共通だと思います。

左から「なし」「;p」「;p:1.5」
まとめ
「喜」の呪文だけでも表情に変化がでますが、細かく変化さえようとなると「open mouth」「closed mouth」で口の表現を調整したり、「closed eyes」「wince」で目の表現を調整する必要がでてきます。どういう表情がいいかの判断方法としては、ここで紹介した「喜」の呪文をワイルドカードにして、毎回出力結果を微妙に変えるようにして、画像生成してみると
差分からどれが似合うか分かると思うのでオススメします。
前回までの紹介では「easy-prompt-selector」でのタグファイルを配布していましたが、今回も表情の紹介が全て終わったら配布は考えています。
更新頻度ですが、前回は1日ペースで更新していましたが、今回からは1週間ペースで呪文紹介をして、他にも何か記事があれば書く方針にしようと考えています。それでは次回の「怒」の表情をまとめまでお待ちください。
