ソウル日記day2 | 旅の中こそ感情を丁寧に掬い上げる
ソウル旅2日目。
昨日の記事では触れ忘れたが、今回も例によって夫と来ている。
▼昨日の日記
今日は眉アートメイク、美味しいものを食べる、韓国ブランドsinoonでダウンを買う、オリヤンでコスメを買うの豪華4点盛り。
眉アートメイクからコスメ購入まで、夫と共に行動した。
うちの夫はYoutuberなんて仕事をしているにも関わらず、機械にとても弱くて。
まずSuicaにオンラインでチャージを試みるとエラーで撥ねられる、フライトのオンライン予約もエラーで撥ねられる、googleMAP以外の地図アプリや翻訳アプリの使い方が初見でイメージできない。
本当にアナログな30代後半の人間なのだ。

そんな夫、例によってe-SIMの設定がひとりでできない。
e-SIMの設定も最近はずいぶん簡単になったもので、指定されたURLから決済し、QRコードを読み込む、自動アクティベートが完了したらデータローミングの設定をするだけだ。
でも、それができない。
韓国に限らず年に2~3回は海外渡航をしているにも関わらず、手順が一向に覚えられない。
そのため、毎回私がつきっきりで設定を手伝っている。
今回は、夫はe-SIMの準備ができぬまま2日目になった。

こんな状況になると、当然ながら不都合が多発する。
まず、行きたいスポットのアクセスや営業状況、Uberの手配、翻訳アプリの使用などが全て私の対応になる。
私だけが行きたいスポットであれば、積極的に自分で調べる。
しかしランチの場所や口コミまで、全て私が調べていることに初日から少なからずモヤモヤしたものを感じていた。
そして、本当に大人気ないが、初日から散り積もっていたものが本日爆発。
ふたりで受けた眉アートメイクが想定より時間がかかり、予定していたランチを別の店に変更するかという話になった。
SNSで見て気になっていた店を提案した私へ、夫が言った。
「僕が参考にしている韓国Youtuberの口コミはどうなってる?」
正直、
「知 ら ん が な」
という気持ちだったし、思わず口をついて出た。
そんなにYoutuberの口コミが気になるなら、自分で調べろ。
それを調べるためのe-SIM設定の時間は初日から十分あったし、私の手が空いているタイミングもあった。
そもそもe-SIM設定ができないのであれば、wifiルーターを持ち歩くなどの代替方法を考えても良いはずだ。
そんなド正論を駅の改札前で展開し、旅行2日目にして夫婦間に不穏な空気が流れた。
少なくとも、ぶちまけたタイミングは悪かった。改札前でやる話では無い。
でも、私にも限界が来ていた。
モチベーションが疲弊し、空腹が拍車をかけた。
カメラ機材を入れたカバンが、重くて肩に食い込んでいる。

結局、その場は私が感じていることを伝えただけで、その日の夜にe-SIM設定をすることになった。
私が設定を手伝う必要はあるものの、設定さえ完了してしまえば、明日からは全て私が請け負う必要はない。
タイミングは最悪だったが、伝えることを諦めないで良かったと思う。
本来であれば、帰国後の落ち着いたタイミングで話すべきだったのかもしれない。
もしくは、せめて宿泊している部屋に戻った後だとか。
なんなら、昨日の夜だとか。
でも、「色々調べてもらって助かる〜」な状態を慢性化してしまうことを避けたかった。
そもそも私だって、好きだからやっているのではなく、できるからやっているだけなのだ。
本当は初日からそんなモヤモヤを抱えていたにも関わらず、掬い上げることができなくて今日になってしまった。
その点は夫に申し訳ない。

旅の中だからこそ、刺激にあてられて自分の気持ちを見逃しがちだ。
でも、ここで見逃してしまったモヤモヤは、塵積もり大きな山となる。
夫と結婚するまでにしてきた恋愛は、私がダメンズメーカーだったこと以外にも、こんなところに原因が隠れている。
不満を我慢して押し殺して…対価を相手に求めてしまうのだ。
求められた方は、「急にどうした?」と戸惑うだろう。
それもそうだ。言葉で伝えることなく、急に対価を求められるのだから。
「愛されたい」
「大切にして欲しい」
「気遣って欲しい」
そんな誰にでもある普遍的な気持ちが、あるとき凶器となって大切な関係を破壊してしまう。
もう二度と、そんなことはしたくない。
結婚して3年目。
まだまだお互い未熟だなと思う。
これまでも、そしてこれからも、相談しながら進んでいくしかないのだ。
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