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little_shipyard
【詩】雨宿(あまやどり)
朝がきた
みんなおなかが空いたよ
朝ごはんをさがしに行こう
いい匂いがしてくるよ
土と窓から漏れるパンの香り
コスモスの花は背が高い
虫は地面に隠れている
雨が降ってきたよ
雨つぶをパンチする
雨つぶがひとつ消えた
消しても消しても触れてくる
ぶるぶるしても水をはらえない
雨宿りできる場所をさがした
四角い道の軒下
ぶらぶらしているみの虫がいた
ここで待とう、雨がやむまで
みんなおいでよ、この古い庭の古いおうちに
広い軒下があるんだ
秋時雨がパタパタ
雨どいをつたうよ
長い羽に水色のギンヤンマが見えた
パンチが届かない
黄昏の赤い雨空
子猫の目線で長く飛ぶ青と緑の
水色羽のギンはおす
黄緑色のチャンはめす
どっちでもいいね
どっちでも捕まえたい
高速の飛翔体は長く空中停止する
雨がやむおまじないみたいに
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