【子育て】ネズミさんが暴れてる 三位一体脳 #248
小さい頃、娘はとてもパニックになりやすい子だった。
ちょっとしたことで泣いたり、怒ったり、
いわゆる「癇癪」を起こすことが多った。
どうすれば心を落ち着かせてあげられるのかな、
とずっと考えていた。
そんなとき、ネットで調べていて
目に飛び込んできたのが「三位一体脳」という言葉。
これはポール・マクリーンさんが提唱した考え方で、
人間の脳を3つの働きに分け、三つの構造になっているというもの。
・爬虫類脳(本能)
・哺乳類脳(感情)
・人間脳(理性)
簡単に言うと、
「爬虫類脳」は、生きるための本能や反射的な行動をつかさどる部分。
「哺乳類脳」は、悲しい・楽しいなどの感情や、人とのつながりを感じる部分。
「人間脳」は、考える力やルールを守るなどの理性的な判断をする部分です。
これをそのまま説明しても、当時4歳だった娘には難しい。
(早生まれで4歳になったばかり。初めての保育園でした)
そこで、私は娘にこんなふうに話した。
「脳の中にはね、3つのお部屋があるんだよ」
1階には人間さん、
2階にはねずみさん、
3階にはとかげさんが住んでるの。

「おなかすいたな」「ねむいな」「暑いな」って思うときは、とかげさんがたくさん動いてる。
「悲しい」「つらい」「楽しい」「おもしろい」って思うときは、ねずみさんが元気に動いてる。
「保育園に行くから起きよう」とか、「ルールを守って遊ぼう」って思うときは、人間さんががんばってるんだよ。
そして、こう続けました。
「〇〇ちゃんがたくさん泣いたり、怒ったり、パニックになっちゃうときはね、
ねずみさんがびっくりして走り回ってるんだよ」

「壁にぶつかったり、転んだりして、大騒ぎしてる状態なの」
「だからそんなときは、ねずみさんに“だいじょうぶだよ、落ち着いてね”って言ってあげてね」
「そしたら、だんだん落ち着いてくるよ」
絵本が大好きだった娘は、
その時、ねずみさんが暴れている様子がきっと頭の中に浮かんだんじゃないかなと思う。
この話をしてから、娘は少しずつパニックになる回数が減っていったように思えます。
もちろん、この方法がすぐに効果があるとは限らないし、子どもによって合う・合わないもあると思う。
今でもパニックになることはある。
それでも、「自分の中で何が起きているのか」をイメージして、自分なりのペースで心を落ち着かせるようになったことは、娘にとって大きな変化でした。
どんなことにも理由がある。
どうしてその行動をするんだろう?
といつも疑問に思うようにしています。
人から見て普通でも、彼女にとっては違う。
彼女なりの考えがあるから、その理由を知りたいと
いつも思っています。
子どもの癇癪に悩んでいる方へ。
難しい説明じゃなくて大丈夫です。
こんなふうに、少し楽しいお話にして伝えてみるのも、1つの方法かもしれません。
誰かのヒントになれば、うれしいです。
おしまい。
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