風呂キャンの続きは?#375

「風呂キャン」という言葉を初めて聞いたとき、

なんだか音が可愛いと思った。

自分の記憶の中のどの言葉と混ざっているのか分からないけど、単純に響きが好きだった。

意味を調べると、世間では少しマイナスなイメージで使われているみたいだった。

でも、意味を知ったとき、

私は少しわくわくした。

「お風呂をキャンセルしたあと、何をしようかな?」って思った。

何かをやめるってことは、その分、別の何かができるってことだから。

子どもが小さかった頃。

初めての子育て、ワンオペで、毎日いっぱいいっぱいだった。

子どものお世話はできるのに、自分のことはほとんど何もできなかった。

気づいたら、お風呂に入ることすら忘れていた日もあった。

あまり記憶はないけれど、きっと私はその頃、たくさん「風呂キャン」をしていたと思う。

自分の時間を削った分、娘のためにたくさん時間を使っていた。

やっぱり、

何かをやめるってことは、何かができるってことなんだよね。

だから私は、「風呂キャン」って、受け取り方によっては悪い言葉じゃないと思う。

もし、メンタルが落ちてお風呂をキャンセルしてしまった自分を責めている人がいたら、

「その分、別の時間ができた」

そう思ってもいいんじゃないかなって思う。

その時間をどう使うかは、自分次第。

どうせ落ち込むなら、たくさん泣いたっていい。

好きなだけ落ち込んでもいい。

風呂キャンしたなら、ダラダラしたっていい。

何もしなくたっていい。

風呂キャンのあと、どうするかは自分で選べる。

何かを失った分、

何かを受け取れるスペースができたのかもしれない

人生が続く限り、

人は何度だって選択できるし、

何度だって再スタートできる。

私は、つらいことが起こるたびにそう思う。

人生はまだ終わってない。

だから、まだ結果は出てないんだよね。

風呂キャンの続きには、

どんな言葉が続くんだろう。

おしまい。


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