うつ病という鎧の奥にいるきみのこと #21
うつ病の人の気持ちを、初めて深く想ったとき
これでやっと{うつ病}の人の気持ちが、
少しわかった気がする。
知れてよかった。
そう思ったのは、
私が大切な人との別れを経験し、
自分を失っていたときでした。
音もない。
色もない。
感覚もない。
そんな世界の中で、
一日のほとんどをベッドの上で過ごしていました。
何も感じない世界で、感じていた苦しさ
「うつ病の人は、こんな感じなのかな?」
「こんなにも苦しいのかな? つらいのかな?」
そう思った瞬間、
胸がぎゅっと締めつけられて、
涙が止まらなくなったのを覚えています。
自分が苦しんでいる最中に、
誰かのことを気にかけるという感覚は、
もしかしたら珍しいのかもしれません。
それでも、人の気持ちを考えてしまった理由
それは私がHSP気質だからなのか、
長年、いろいろな角度から物事を見てしまう
思考の癖なのか。
それとも、
身近にうつ病を抱えている人が多かったからなのか。
理由は分からないけれど、
私は自然と、
うつ病の人たちの気持ちを考えていました。
私にとっての「うつ病」という存在
私から見ると、
うつ病は鎧のようなものです。
つらい経験や、悲しい出来事が重なり、
心や体にさまざまな症状があらわれる。
それは、
これ以上傷つかないために、
自分自身を守るために身に着けた鎧なのだと
思うのです。
鎧の奥にいる「その人」を知りたい
私が人と話すとき、
まず思うのは、
「この人は、どんなことが好きなんだろう?」
という、わくわくした気持ちです。
もしその人が、
うつ病という鎧を身に着けているなら、
それを無理に外したいわけじゃない。
ただ、
鎧の奥にいるその人自身を、
ゆっくり知りたいと思うのです。
私自身も、鎧を身に着けているのかもしれない
私もまた、
HSP気質から、
いくつもの鎧を身に着けているのかもしれません。
前向きで、ポジティブで、逆境に強い。
そう見られる自分も、
もしかしたら鎧の一部なのかもしれない。
うつ病は、その人のすべてじゃない
うつ病は、
その人が身に着けている鎧の一部でしかない。
ただ、その鎧があまりにも重くて、
その人らしさが、
少し見えにくくなっているだけ。
強さは、目に見えないところにある
私の友人の一人も、
うつ病を抱えています。
彼は、自分ではそう思っていないようですが、
私にはとても強い人に見えます。
前に進む勇気も、
立ち止まって考える勇気も、
どちらも持っている人です。
そして自分の経験を話すことで、
過去の自分と同じように苦しんでいる人の
力になれたらと、NOTEを書き始めました。
私は、
そんな彼をとてもかっこいいと思います。
つらい経験は、誰かを救う力になる
つらい経験や、悲しい経験は、
できればしたくありません。
それでも、その経験はきっと、
誰かを救う力になる。
私もまた、
自分の経験で、
ほんの少しでも誰かの役に立てたらと思い、
NOTEを書いています。
今の自分が、一番好きかもしれない
今までの人生を振り返ると、
本当にいろんなことがありました。
それでも、
今の自分が、
一番好きかもしれません。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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