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カメラと旅をする!

特に一人旅での相棒はカメラだけだ。
カメラが相棒というのはカメラが喜ぶところに行きたくなるからだと言いたいが実は写真は素人だ。
やっと少しずつ写真への興味が高まってきたといったところでもある。


一人旅が10倍楽しくなる旅コンセプトとは?

10倍とは言い過ぎの感もあるが観光地ならどこでもいいという訳ではない。
シャッターを何度も切って色んな写真が撮れる観光地は多いようでそうでもない。
そう思うのはまだまだ初心者の域から脱していない証しだと言われれば反論の余地はないところだ。

カメラのシャッターを押したくなる場所

実は最近になってやっと旅写真の興味が高まってきたが、これまではただ思い出記録くらいにしか考えていなかった。
その証拠に車で行く旅やドライブにはカメラを持っていくが、海外なら荷物を減らすためにカメラは持たずスマホだけで出かけたりもした。

写真を撮ろうと意識をして出かけても、写真を撮ろうと心が動くところもあればさほどその気になれない時もある。
例えばただ広いだけの草原や海と山しか見えない海岸などだ。
見るからに写真映えがする花が咲き誇る庭園やフラワーガーデンも同じような感覚に陥ることがある。

それより昭和の面影満載の温泉街や狭い路地の方に心が動く。
田舎暮らしの私が自然豊かな畦道よりも街の路地に興味が沸くのは、そこに非日常があるからだ。
旅写真を撮りたい欲求は非日常に直結しているようでもある。

畦道のタンポポより古びた看板に心を動かされるのは、私の中にはない世界を想像できるからなのだろう。

変わっていくカメラとの付き合い方

出かける前はたくさん写真を撮ろうと思っていても帰ってから整理するとそれほど撮ってはいないのが現状だ。
ましてや観光地では同じアングルの写真が多く、その中の一枚だけを残すと更に枚数が減ってしまう。

更にせっかく遠くまで行って撮ったと思うと、全く同じ構図やカメラ設定の写真であっても削除するには思い切りが必要だ。
そのようなことから最近は枚数にこだわらないようになった。
心が動いたときにカメラを構え、少し時間を掛けてシャッターを切るように心掛けている。
とにかくたくさん撮って偶然の一枚を期待するのではなく、撮りたい一枚に集中することにした。

しかしそれがいいとは言い難い。
「何であの時の写真がないんだ」と旅記事を書きながら残念な思いをすることも稀ではない。
せっかく撮った一枚が想像したほどの出来栄えでなかった時も同じだ。
そんな時はしかたなくスマホで撮った動画の中から探して切り取ったりもする。

旅先で撮りたいと心が動いた時と、後になって思い出したい瞬間が食い違うことも多い。
そんな時は何でもいいからシャッターを切っておけばよかったと思うのだからどちらが正解なのかはいまだに分からない。

ただ、写真ばかりに意識が傾くと本来の旅の醍醐味が薄くなるようにも感じている。
例えば道に迷った時やちょっとしたトラブルに遭遇した時などは写真どころではないが、返ってそんな時の方が旅の醍醐味を感じるものだからだ。

カメラを相棒にした旅に相応しい行先

例えば壮大な風景を目の当たりにした時は写真を撮りたくなるが、撮れる構図は限られる。
特に私のような初心者にはアングルを工夫するほどの知識もない。
更に標準の単焦点しか持っていなければ尚更だ。

そんな時には敢えて写真ばかりに意識を向けないようにしている。
その壮大さを記憶に留めるには、立ち止まって写真を撮るよりもただ歩くだけの方が単純に壮大さを感じることができる。

見渡す限り美しいコスモス畑やバラ園も同じことだ。
旅でそのようなところへ行っても撮れる写真は多くない。
どちらかと言えばカメラを相棒にした旅ではなく、夫婦や友人など共有できる相棒と行くところだと思うようになった。

つまりカメラを相棒にすることは一人旅を意味するものだ。
タイトルのカメラと旅の意味もそれと同じで、その瞬間を共有するのはカメラのファインダーでしかいないということだ。

古いショッピングモールの階段踊り場の落書き(ソウル)

ファインダーを覗いてこれいいなと思えるのは、美しい風景よりも細い路地に掛けてある古びた看板だ。
偶然入った小さなカフェの手作りの置物だったりもする。
広々とした青い海よりも、歩いている漁村の坂道からチラッと覗く海だったりするのだ。

我が家の近くには絶対にない非日常を感じる看板(ソウル)

最近、有名観光地より街歩きを優先している理由こそがカメラと旅にある。
もちろん有名な観光地であっても写真を撮りたくなる観光地も多い。
カメラと旅では、写真を撮りたくなるかどうかも予め予測して行先を考えるようになった。

カメラを旅よりも先に持ってきたのはカメラを目的にした旅ということでもある。
絶景を追う旅や街歩き旅と同じで、カメラを旅のコンセプトにすれば想像以上にひとり旅が楽しくなり写真への興味も高まったという経験談だ。

ひとり旅ではファインダーから見える非日常な世界を想像し、旅のシナリオを考えるのがお勧めだ。

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