世界中、みんな大切な人だから
今日は仕事で、森裕之先生のお話を聞いてきました。
テーマは「人と人のつながり」
泣きそうになりました。
何年も前から1番自分が辛かったこと
そして同時に1番伝えたいことでもあったからです。
それは“孤独・孤立”の恐ろしさです。
孤立と孤独は意味が違います。
私自身意味もわからずで、ずっと“孤独”とひとくくりに使っていましたが
恐ろしいのは“孤立”。
ただ、私と同じように多くの方が孤立と孤独を同じような意味合いで使ってるだろうとは予想します。
日本では長く家族という存在があれば孤立にはならないだろうということで、これまであまり目を向けられてなかったのかなと思います。
でもこれって怖いことですよね。
家族というのは、外の目から見えないものなので
問題が起こっても表に出にくい。
あともう一つ、お金のこと。
最低限食べて生活できたなら、それで大丈夫だろうということ。
だから、生活に困った人がいたとして
日本には生活保護という制度があるから
生活保護を受けていれば問題なし、家族がいるから問題なしと片付けられたり。
生活困窮の相談を受けて、生活保護を勧めると
よく言われるのが 「それだけは絶対に嫌です」という言葉。
これは、生活保護受給者となると孤立するというのが繋がっているんですよね。
そしてさらには
今の日本では、そんなに困ってる人はいないでしょうという認識も。
なぜなら、支援に携わっている人の多くが
「私の周りには困ってる人がいないんですよね」と。
日本の自殺率、世界で見るとものすごく高いのです。そして、子どもや若者に関しては「孤独を感じる」と答えた人が30%も。
森先生は大学教授ですが、教え子のほとんどに、知人はいるけれど友だちがいない子が多いと話されていました。
さて、私の身に起こったことです。
ある日突然に住む家を失うことになり、
また、命の危険から遠くへ避難するように言われました。
これまで住んでいた場を離れ、仕事もやめることになり、ただでさえ少なかった交友関係はゼロに。
かろうじて、家族の存在はありましたが、助け合える関係ではありませんでした。
施設という住む場所は提供してもらえたものの、トラブル防止の観点から、入所者同士での交流は、イベント以外では禁止。
つまり、孤立しました。
お金もないので、フードバンクから提供されるものを、もったいないから貰っておきなさいと手にするのですが、食べれるけれど売れないもの。
お店からしたら“ゴミ”なわけです。
私は感じました。
私って社会の邪魔者だな。
ゴミを食べて生きるしかない。
そう、私は社会のゴミなんだと。
まだ食べれる食べ物ですもの!
捨てるのはもったいないのでいただきました。
口にするほどに悲しくなりながら。
今日の話で出てきました。
研究の結果、孤立している人は、肉体的に健康であっても、早い時期から健康状態が悪化し短命である。
孤立感があると、痛みに敏感になり、免疫系の働きが抑制され、脳機能が低下し、睡眠の質が悪くなり、疲労感や苛立ちが増幅するそうです。
また、孤立を感じている人は生産性が低く、離職しやすいとも。
でもね、イギリスでは世界で初めて孤独担当大臣というのができたそうですが、2番目が日本なんですって!
世界で2番目に“孤立”に対する問題意識があったはずなのに…
私は、タイトルに「ひとりぼっちにしないために」と含まれている一冊の本と出会い、そしてその本に書いてあった連絡先へメールして今があります。
突然に孤立感がなくなったわけではありません。半鬱状態だったし、がん検診でオペを勧められたりと体調不良もありました。
でも、繋がった先からジワジワと温かさを受け取ることができて、今は孤立感がありません。
オペしませんでしたが、検査結果は正常に。
孤立感が薄れるにつれ、心が軽やかになり社会参加が増え体も元気になりました。
今は仕事が楽しくて仕方ありません。
目の前の人をひとりぼっちにしないこと
そのために私に何ができるだろうか?
考えるほどに難しいですが
できることもたくさんあると思っています。
今の私にできることの1つとしては“発信”。
必要としている人に伝わるかはわからないけれど
発信し続けていれば伝わることもあるはず。
私は当事者だったから、押し付けられると反発心が出ることもわかります。
だから、押し付けず、スーッと誰かの心に入り込んでくれますようにと願って。
そして、発信し続けているうちに、私にできることが増えるかもしれない。
新たな仲間が見つかるかもしれない。
ぐるぐる循環させているうちに
社会が良くなるかもしれない。
もし今、誰にも言えないしんどさを抱えている人がいたら、あなたはひとりじゃないと、そっと伝えたいです。
そして、社会を変えるためには
“待つ”ではダメです。
一人一人が声を上げること。
言葉にしなきゃ、変わらないんです。
だから改めて、書き続けます!
森先生、ありがとうございました。
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