70代二人以上世帯の「老後資金」実態は?平均貯蓄額と中央値、5割超が生活苦の理由
たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【経済】

たまちゃん:GG夢太の孫娘中学2年生。利発で好奇心旺盛、ちょっぴりおませな女の子。
GG夢太:性格は穏やかで物知り。いつも笑顔を絶やさない、近所でも評判のナイスガイ?
GG夢太の(G.G)は 爺爺(ジイジイ)ではなく【Grand Generation グランド・ジェネレーション】の略称。 自らの行動力でアクティブなライフスタイルを手に入れ活動するシニアの名称です。
シニア世帯の「貯蓄格差」と老後のおサイフ事情
GG夢太:やあ、たまちゃん。今日のニュースで、おじいちゃんの世代に関する興味深い話題があったよ。
たまちゃん:ニュースのタイトルに「生活苦しいシニア世帯は5割超」ってあって、ちょっと心配になっちゃった。「70歳代の二人以上世帯」って、おじいちゃんと(お)ばあちゃんみたいな世帯だよね?平均貯蓄額って、いったいどれくらいなの?
GG夢太:さすが、たまちゃん。着眼点がシャープだね。データによると、平均貯蓄額は約1,923万円という数字が出ているんだ。ちょっと驚くほど高額に見えるだろう?
たまちゃん:えっ、そんなにあるの?じゃあ、半分以上の人が「生活苦しい」って言ってるのって、どういうこと?2,000万円近くもあれば、余裕じゃないの?
GG夢太:そこがこの問題の**「トリック」なんだよ。この「平均」という数字は、一握りの“お金持ちシニア”がグッと引き上げている魔法の数字なんだ。庶民の実態を知るには、「中央値」**を見る必要がある。
たまちゃん:ちゅうおうち?
GG夢太:そう。全世帯を貯金の少ない順に並べたとき、ちょうど真ん中の人の金額が「中央値」だ。70歳代二人以上世帯のそれは、700万円から800万円くらい。平均とは1,000万円以上も開きがあるんだ。
たまちゃん:わー!全然違うじゃん!つまり、この中央値の800万円あたりが、多くのシニアの実感に近いってこと?
GG夢太:その通り!さらに衝撃的なのは、高齢者世帯の**約20%が、実は「貯蓄ゼロ」**という現実だ。一方で、3,000万円以上持っている人も約20%いる。これが「貯蓄の二極化」と言われるゆえんだね。
たまちゃん:ええー!貯金ゼロの人と、超お金持ちが同じくらいいるってこと?まるで、お金持ちとそうじゃない人がパッカリ分かれてるみたいだね。だから「生活苦しい」って人が半分以上いるんだ!
GG夢太:賢いね、たまちゃん。加えて、年金生活に入ると、収入よりも支出が多くなり、毎月**2万円から3万円の「赤字」**になる世帯が多い。貯蓄を切り崩して生活せざるを得ないから、中央値の800万円では「安心」とは言えないのが実情だ。
たまちゃん:うーん、シビアだね。じゃあ、おじいちゃんは大丈夫?
GG夢太:フフフ。この知恵者のGG夢太が、そんな簡単に困るわけがないだろう。まあ、たまちゃんが大人になる頃には、もっと状況が変わっているかもしれない。今のうちから、「平均」にだまされない賢い目を養っておくことが大切だぞ!
たまちゃん:うん!よーし、私も将来に向けて、賢くお金の勉強をする!まずは、お小遣いの「中央値」を把握するところからだ!
GG夢太:ハハハ!それはナイスアイデアだ!頼もしいね!
70歳代の二人以上世帯の貯蓄額と老後の生活費に関するデータは、いくつかの調査で公表されています。
主に金融広報中央委員会や総務省などのデータに基づくと、70歳代の二人以上世帯の金融資産保有額(貯蓄額)の目安は以下の通りです。
指標金額(目安)備考平均貯蓄額約1,923万円*一部の高額貯蓄世帯が平均を押し上げているため、実態とは乖離がある可能性。
中央値700万円~800万円**世帯を貯蓄額の少ない順に並べた時、ちょうど真ん中にあたる金額で、より実態に近いとされる。
*出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」二人以上世帯の70歳代(金融資産非保有世帯を含む)における平均金融資産額(預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含む)
**出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」70歳以上の二人以上世帯の中央値は700万円。「現代シニアの5割超が「生活苦しい」と回答…」の記事では800万円(出典不明)とされている。
老後の生活費と家計の状況
生活が「苦しい」と感じる世帯の割合: シニア世帯全体で「大変苦しい」「やや苦しい」を合わせると5割を超えるという調査結果があります。
夫婦高齢者無職世帯の平均的な家計収支:
消費支出の平均は、月額約25万6千円程度です。
年金収入などを考慮すると、毎月2万円〜3万円程度の赤字になる傾向が見られます。(世帯構成や収入により異なります)
貯蓄額に関する特徴
格差の存在: 平均貯蓄額が2,000万円近い一方で、中央値は800万円程度と大きな差があり、貯蓄の二極化が進んでいることが分かります。
貯蓄ゼロの割合: 金融資産を全く保有していない「貯蓄ゼロ」の世帯が、**約20%**存在します。
高額貯蓄の割合: 一方で、3,000万円以上の貯蓄を有する世帯も**約19%〜20%**存在します。
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