無防備さの大事さ
あえて“隙を作る”というのは意外と大事なこと。
初めは「わざわざ自分に隙を作ることに何の意味があるのか」と思うかもしれない。その隙がリスクになってしまうから。
ただ、100%の安全を求めて、心理的にも物理的にも完全にガードした状態でいようとすると、新しいことも、人と違うことも全くできなくなる。
その状態では、何も変わらないし、何も起こらないし、何も深まらない。
物事に対して、ガードを緩めることで100%の安全はなくなる。
だからこそリスクと引き換えに、新しい変化や発展のチャンスが生まれる。
人に対しても同じことがいえる。
自分にとって大切な人であればあるほど、自分の心のガードを取り除く。
リスクを顧みず、幾重ものガードを外し、自分の大切なものや弱みを差し出す。その覚悟が持って接する。ありのままの自分を見せる。
そうすることで自分と相手が“一心同体”のようになれる。
それが本当の意味で“信頼する”ということ。
もちろんリスクを取る分、無傷ではいられない。
でも、『No pain, no gain(痛みなくして得るものなし)』という言葉のとおり、痛みを伴うからこそ一つ一つの発言や行動に血が通い、心が通い、生きている実感が湧くような刺激的で面白い最高な人生になっていく。
日本は他国と比べて“調和”を重んじる傾向にある。
それによって、人に迷惑をかけないことや失敗しないことを重要視し、大きな挑戦・変化をする人や多数派からはみ出る人を非難する、というそういう印象がある。
日本経済の低迷を脱却するには、日本人がその意識を変えるところから始める必要があるのだと思う。
無防備さからこそイノベーション、創造性、変革は生まれる。
― ブレネー・ブラウン
Vulnerability is the birthplace of innovation, creativity and change.
― Brené Brown
