心の悲鳴を無視した先にあったもの
骨折してしばらく休んで、やっと動けるようになっだとしても、
子供の送迎、夏休みなどの長期休みのお弁当作り、預かり保育園代…。
働けば働くほど赤字。貧血に疲労、そして今回は目眩で風呂場で肋骨を三本折るという大怪我。身体は限界を何度も超えてたのだ。
身体の悲鳴は無視できなくても、
心の悲鳴は簡単に無視できてしまう。
自分を安く見積もれば見積もるほど、
壊れても「まだいける」と自分を騙して働かされる。
職場はハローワークで紹介された。
子どもがいることを理解してくれる――それだけを条件にして、
他の条件は遠慮して、言いたいことも飲み込んで、
「仕方ない」と無理難題を背負い込んだ。
誰にも相談できない。
上司もチームもフィードバックひとつ寄こさない。
おかしいと思っても声を上げれば居場所がなくなるのが怖くて、
黙って耐えて、最後に知った。
有給すら、もらえなかったことを。
先に説明や、契約書にも記載はなかった。
もう二度と、こんな茶番に付き合わない。
私の身体も、私の時間も、私の心も、
安く扱われる筋合いはない。
退職願がやっと受理されたとき、
「もう誰にも都合よく使わせない」と決めた。
これからは、私が私を守る。
