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「先生の言うことを聞く子」が「自分を殺す大人」にならないために。

「先生の言うこと、ちゃんと聞いて頑張るんだよ」

この春、新小学一年生になる長女が、周りの大人たちからよくかけられる言葉。
この言葉を聞いて、もう小学生かぁ、色んな大人に見守られてここまで大きくなったんだなぁという感謝の気持ちで感慨深くなる一方で、私はどこか違和感を覚えた。
一見、当たり前でよく聞く、温かい応援の言葉ですよね。

なのになぜだろう? 自分に問いかけて気づいたこと。
それは、私が娘に望んでいるのは「ただの従順な子」になることではない、ということでした。

心のない「兵隊」にはなってほしくない

先生の話を聴くこと自体は、もちろん大切です。
教育の現場には、信念と誇りを持って子どもたちに向き合っている素晴らしい先生がたくさんいらっしゃいます(感謝感謝です)。
先生の言葉に納得し、共鳴して動き、成長して自信になる。そうなるとしたら、それはかけがえのない経験になるでしょう。

だけど、もしかしたら時には、お子なりに「変だな」「納得できないな」という感情を抱くことも、あるかもしれません。
その、言葉にならない小さな違和感を「先生が言うことだから」と無理やり押し殺して、飲み込むことが当たり前になっていってしまったとしたら。

それではまるで、個人の心を見られることのない、番号を割り振られただけの「兵隊」のようになってしまう。 私は、娘にはそうはなってほしくありません。

自分の心の声にフタをして、感情を押し殺したまま「良い子」として大人になっていったとしたら。
その先にあるのは、かつての私が苦しんだ「他人軸」という名の檻だからです。

かつての私は、優秀な「聞き手」でした。
でも、外側の声を聞きすぎて、自分の内側の声が聞こえなくなっていた。
それは「聞き分けの良い子」が、時間をかけて「自分を殺す大人」へと完成していくプロセスだったのかもしれません。
娘には、そのプロセスを歩ませたくない。
こどもの頃のピュアな心をそのまま濁らせず、大事に育てていってほしい。
そう思うのです。

「あなたはどう感じた?」という好奇心

これからもっと広い世界に出て、多様な大人や友達と関わっていく娘に、私はこれからこんなふうに接していきたいと思っています。

「先生や友達の話を聴いて、あなた自身はどう感じたの?

正解らしきことを提示することよりも、まずは自分の心の声にアンテナを立てる支援をすること。
もし、何かを飲み込んで苦しそうにしていたら「どう伝えれば、相手も自分も大切にできるかな?」と一緒に考え、応援したい。
一筋縄ではいかないことも、あるかもしれないけど。そんなスタンスでいたい。

自分の心を大切にしたまま、他者と建設的な関係を築いていける。
その先にある「共創」の喜びを、体験していってほしい。
私は長女に対して、そんな願いがあります。

かつて「良い子」だった、あなたへ

これは、娘への願いであると同時に、 かつて「先生の言うことをちゃんときく良い子」として、 ベルトコンベアーの上を必死に走ってきた、私たち大人へのメッセージでもあります。

あなたは今、自分の「違和感」を飲み込まずに、外に出せていますか?

そしてあなたは今、どんな願いを持って、お子さんと(そして、あなた自身と)関わっていきたいですか?

まずは、あなたの内側にある小さな声を、ナデナデしてあげてくださいね。

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ゆりあ|松本悠莉亜|他人軸歴20年以上→3カ月で自分の人生に還る もし「役に立ったよ!」と思っていただけたら、 ぜひ“サンキュー”の気持ち(390円チップ)で教えていただけたら嬉しいです。 もっと役立つ内容をお届けしていけるよう、今後の参考にいたします!