躁鬱1型と「水木しげる生誕祭」に行った話③
水木しげる記念館
水木しげる記念館に行く際は、ぜひ紙チケットをおすすめしたい。 紙チケットに刻まれた言葉は館内でも見ることができる。
私は、なんとなく購入したムック本にあった「錬金術」という話の、ねずみ男のセリフが好きだ。その本は、どこかにいってしまったが。
錬金術は金を得ることではなく
そのことによって金では得られない希望を得ることにあるんだ
人生はそれでいいんだ
この世の中に、これは価値だと
声を大にして叫ぶに値することがあるかね。
全てがまやかしじゃないか

気になって家に帰って探してみたが、やはりあの本はない。
――そうだ、貸したのだ。
なぜか私の友人達は、本を貸すと返さないという習性がある。
私は学校で教わったことをほとんど覚えていないが、きっと授業をちゃんと聞いていれば「借りた本は返すな」と教わっていたのだろう。
(【追記】その後、友人から無事に本が戻ってきました!私が読んだのはこちらの本です。やはり良い。何回読んでも良い。)
※Amazonのアソシエイトとして、「ぺ」の記録は適正販売により収入を得ています。
水木しげるロード
私の友人、躁鬱ぺ氏は「食」に対して常に本気である。 食にすべての体力を注ぎ込むため、彼女はいつも体力がない。体力をつけるために食べているのではなく、食べるために全体力を使い果たしているのだ。人生は、それでいいんだ。

名誉のために言っておくと、ぺ氏は借りたものをきちんと返すタイプの人間である。
水木しげるロードに到着し、「まずはゲゲゲのご夫妻に挨拶せねば」と直行。

朝ドラ「ゲゲゲの女房」を全話見直してきました



カヌレ好き躁鬱ぺ氏大絶賛
バナナジュースも自然な甘さで美味しい





鬼太郎「トウサン・・・・」

辛さ控え目でさっぱり。ついついビールも。
境港の温かい人たち
人間というのは、大人になるにつれて長い時間をかけ「嫌なやつ」になる特訓をしているんじゃないか、と思うことがある。
水木しげるロードの店舗は大体17時頃にはシャッターを下ろしてしまう。東京の夜の暮らしに慣れていると「17時閉店」というのは驚くほど早く感じるのだが、ふと気づいた。
私は境港で、一度も「嫌な人」に出会ったことがない。
もしや、街の人たちは、みんなタヌキが化けているのではないだろうか。
17時という時間は、そうだ、それを過ぎると――。
なるほど、知らない方がいいこともあるもんだ。
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