福岡へ。母の記憶と、33年目の旅
日曜の午後、福岡旅行から戻ってきた。
遊びすぎたせいか、それとも年のせいか──旅の疲れで、気づけばあっという間に爆睡。
月曜は掃除と洗濯を済ませたあと、空っぽの冷蔵庫を満たすべく、オットとまとめ買いへ。午後からは大量の野菜や肉を小分けする作業に追われ、またまた気づけば就寝時間。
「note、書きたい!」「noteの海に潜りたい!」
と思ったけど、願い叶わず。
そして今、やっとPCにゆっくり向き合っている。
オットと私は、旅行が大好き。国内外を問わず、年に2〜3回はふらりと出かける。
ANAやJALのタイムセールが始まると、路線と運賃を睨みつつ、次の計画を立てるのが恒例だ。
でも今回は、ほんの少しだけ、違っていた。
タイムセールが始まる前から、私の中では次の目的地が決まっていたから。
『福岡』
福岡は、母との思い出の場所。
そして、母が亡くなった場所でもある。
7年前、母はこの町の某所で交通事故に遭い、その命を奪われた。
楽しかった思い出と、今も消えぬ心の痛み。
福岡は私にとって、どうしようもなく特別な場所なのだ。
👦「ももんは、次、どこへ行きたい?」
👩「福岡! お墓参り!」
楽しい観光旅行に墓参りは無粋かもしれない。
でも、私がいかに母親ラヴかをよくわかってくれているオットは、嫌な顔一つせず、すぐにこう言ってくれた。
👦「福岡、いいね。伯父さんの件もあるし、お前の従姉のお見舞いもできるしね」
オット、ありがとう。そう、それもずっと気になっていたの!
母が存命中、とてもお世話になっていた伯父が、昨年の暮れに亡くなった。その娘である私の従姉は、いま、がんで闘病中だという。
あの朗らかな笑顔の伯母は、いまは施設でお世話になっている。認知症で、自分の夫が亡くなったことも知らないらしい。
従姉はいま、どうしているだろう。
LINEでのやり取りだけじゃなく、やっぱりちゃんと顔を見に行きたい ── ずっとそう思っていた。
そんな想いから、今回の旅の目的はこんなふうになりました。
① 福岡の菩提寺を訪問。両親と祖父母の墓前に手を合わせる。
② 同じ菩提寺に眠る伯父の墓前にも手を合わせる。
③ 従姉のお見舞い。
④ 母が事故に遭った現場に、母が好きだった大宰府の梅が枝餅を添える。
もちろん、これだけで終わらせるなんてありえない。新しいものに触れ、好奇心を満たすことが旅の醍醐味。福岡の魅力も満喫せねば、オットとふたりで、思いっきり楽しまねば!ということで、こんな目的も追加。
⑤ 屋台巡りと、リバークルーズに参加。
⑥ 世界遺産「宗像大社」と大島を巡る。
⑦ 門司港レトロを訪問。関門トンネル人道を通って唐戸にも行く。
⑧ 懐かしき友人に会って、旨い酒を酌み交わす。
⑨ 九州のうまかもんを食べ尽くす。
⑩ そして最後にもうひとつ ── 結婚33周年を祝う!
…と、盛りだくさん。
こんなに予定を詰め込んだら、帰宅後に疲れが出るのも当然かな。でも達成感いっぱいの心地いい疲れなら、たまには悪くないと思う。
いつもの「イノコ・シリーズ」とあわせて、旅の写真や、今回の想いもまた、つらつらと綴っていくつもりです。
ゆるゆると再開しますので、またどうぞお付き合いくださいね。
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