「良いパパだね」と言われるたびに、少し引っかかること
こんにちは、きなこ棒です。
30代2児のパパで、4月から時短勤務をしている会社員です。
今回は時短を取ってからの周りの反応について、感じたことを書きます。
時短を始めてから、褒められることが増えました。
同僚「子育てにコミットしててすごいね」
上司「僕の時は仕事しかしてなくて奥さんに迷惑かけたから、いいことだと思うよ」
近所のママや地域の方々「良いパパですね。ママも助かりますね。」
などと、おおむね、好意的な反応でした。
もちろん、うれしい。
でも、褒めてくれた人たちの言葉の後には、だいたい続きがあります。
同僚「すごいね。でも私の夫は夜も遅くて、家事も全然で……」
地域の方「私の時代はパパが育児なんて考えられなかったから、全部一人でやってたのよ…」
僕の存在が、図らずも彼女たちが自分の夫や時代を嘆くための材料になってしまっている。そうなってしまうのは不本意ですが、それ自体は仕方ないかもしれません。
でも、もっと大きい問題は、自分の中にありました。
ママ友や同僚が「夫が全然やってくれない」と大変そうにしている場面で、「僕はちゃんとやってますよ(ドヤ)」という気持ちが心のどこかに浮かんでしまう。
もちろん、口には出さない。でも、そう考えてしまう。
そして優越感と同時に、少しの罪悪感と自己嫌悪を感じてしまっています。
褒められたい。「良いパパ」と思われたい。
そんな気持ちが、自分の中に確かにあるのだなと気付かされます。
会社でも「良いパパ」を意図的に演じている部分があります。
早朝や深夜の打ち合わせを避けたい時、面倒な案件を振られそうな時、 急な休みを取りたい時など…
「子どもがいるので」という立場を、意図的に使ってしまっています。
成果は出したい。でも面倒なことは避けたい。その時にこの振る舞いを使うために、「良いパパ」をアピールしています。
便利な立場だとは思います。でも、それに甘えすぎていないか?
時々自分に問い直しています。
そもそも本当に自分は「良いパパ」なのだろうか?
自分がやっていることを、冷静に整理してみる。
会社の理解もある。ワンオペなのは妻の出社前後の朝と夕方の対応だけ。それ以外は妻と分担できている。ワーママ、ワーパパの中でも、かなり恵まれている方だと思います。
それでも「頑張っているパパ」をアピールしている自分もいます。
一方で育児中、自分の時間が欲しくて子どもにYouTubeを見せてごまかしてしまうこともある。ほったらかしてしまう時だってある。
もちろん誰でもそうしたい時はあるので、過度に負い目を感じる必要はないと思ってます。
でも、そうしている時、周りからの僕の「良いパパ」像は少し過大評価されてるのでは?と思うこともあります。
それと同時に、気づいたこともあります。
同じことを、多くのワーママたちはずっとやってきた。それも、ワンオペで。
それが当たり前とされるのも珍しくない。
それを、パパがやった瞬間に「すごい」になる。しかも僕は妻も一緒にいて、ワンオペでもない。
褒められているのは、すごいからじゃなくて、珍しいからではないか?
最近そう感じます。
褒められるためにやっているのか?
「良いパパ」に見られたいからやっているのか?
そのために時短を取ったわけじゃない。
家族との時間を大切にするため。
今の時間に集中するため。
自分の価値観で決めたことだ。
「良いパパですね」と言われるたびに嬉しくなる自分もいる。
でも、その気持ちに引っ張られたり、その像を無理に背負い過ぎないようにしたい。
周りからどう見られるかではなく、自分がどうありたいか?
そう言い聞かせながら、今日も過ごしていきたいと思います。
