見出し画像

夏になると思い出す、牛乳パックの話【のぞみんさん「教えて!あなたの夏の思い出」企画参加】

のぞみんさんの「教えて!あなたの夏の思い出」企画に参加させていただきます🍉



夏の思い出、と聞いて真っ先に浮かんだのは、小学校の夏休み。

毎年楽しみにしていた学校のプール。

照りつける太陽。
裸足で歩くコンクリートは、足の裏が「アチッ!」となるくらい熱かった。

そんな夏休みのある日。

同級生の男の子が、こんな話をしてくれた。

その子のお母さんは仕事で留守。

プールへ行く前に牛乳を飲んで、飲み終わった牛乳パックを冷蔵庫に戻し忘れたまま学校のプールへ。

そして2時間くらいして帰宅。

「あ、牛乳出しっぱなしだった!」

慌てて見てみたら、もう味も匂いも変わってしまっていたらしい。

その話を聞いた私は、本当にびっくり。

「えっ、牛乳ってたった2時間でダメになるの?」

子どもの私には、かなり衝撃だった。

家の中ってそんなに暑いんだ。

食べ物って、そんなに早く傷むんだ。

興味は湧いたけれど、「じゃあ自分でも実験してみよう」とはならなかった(笑)

不思議なのは、何十年もたった今でも、この話を覚えていること。

プールのことを思い出すと、セットでこの牛乳パック事件まで浮かんでくる。

たぶん理由は一つ。

その話をしてくれた男の子に、ちょっとだけ憧れていたから。

「好き」というほどではないけれど、「いいな」と思っていた同級生。

だから、何気ない会話まで心のどこかに残ったのかもしれない。

夏になると、

熱いコンクリートの感触。

学校のプール。

そして、牛乳パックの話。

私にとっての夏は、そんな小さな思い出でできている。



【のぞみんさんの、「教えて夏の思い出」企画に参加させていただきます】

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集