見出し画像

落ち込んでても大丈夫。それ、ただのリズムだから。


目が覚めた瞬間から、重い。
身体も、心も、動かない。

「なんでこんなにしんどいんだろう……」

あなたは天井をぼんやり見つめる。特に理由もないのに気分が沈んで、何もやる気が起きない。スマホを開いてみても、楽しいはずの動画すら頭に入ってこない。

「あー……もう、全部めんどくさい……」

そんなとき、不意にベッドの足元から声がした。

「フッフッフ……どうやら、お前は“低気圧ゾーン”に突入したようだな……!」

「えっ、なに!? 足元から声……!? ついに幻聴!?」

「ちがう! 私は“メンタル・バイオリズム案内人”だ!」

「またなんか来た!」

「どうやら、お前は今、自分のバイオリズムを見失っているようだな……」

「バイオリズム?」

「そう! 人間には波がある。調子のいい日もあれば、悪い日もある。それを無視して“いつも元気でいなきゃ”なんて思うから、余計にしんどくなるのだ!」

しんどいのは、お前のせいじゃない


「でもさ、こんなに気分が沈むと、自分がダメな人間な気がして……」

「それ、思い込みだ! たとえば、天気を考えてみろ!」

「天気?」

「晴れの日もあれば、雨の日もあるだろう?」

「そりゃまあ……」

「じゃあ、雨が降ったら“うわ、自分のせいで雨が降ってる”って思うか?」

「いや、そんなことは……」

「それと同じだ!」

「……え?」

「お前の気分の落ち込みは、天気みたいなもの。外の天気が勝手に変わるように、お前の心の天気も変わる。それは自然のことなんだ!」

「……じゃあ、このしんどさって、ただの“気象現象”みたいなもの?」

「そうとも! だから、“あー今は雨かー”くらいに思えばいいのだ!」

雨の日の過ごし方を知っておこう


「でも、しんどいものはしんどいよ……」

「それはそうだ。でも、どう過ごすかで気持ちは変わるぞ!」

「たとえば?」

「まずは、“今は頑張る日じゃない”と割り切ること!」

「え、でもやらなきゃいけないことが……」

「雨の日に無理して走り回ったらどうなる?」

「びしょ濡れで風邪ひく……」

「そう! だから、しんどいときは無理せず、“雨の日仕様”で動くのが大事だ!」

“低気圧ゾーン”の攻略法


「で、具体的には?」

「よし、教えてやろう!」
1. 最低限のことだけやる!
 → 歯磨き・顔洗い・最低限の仕事や家事。それ以外はOK!
2. 好きなものに囲まれる!
 → 温かい飲み物、ゆるい映画、落ち着く音楽。リラックス最優先!
3. 「また晴れる」と知る!
 → どんなに雨が降っても、必ず晴れる。それと同じで、気分もまた軽くなる!

「なるほど……」

「“いつもしんどいわけじゃない”と分かるだけでも、気持ちは変わるぞ!」

この波も、自分の一部


「……なんかさ、今まで“落ち込んじゃダメ”って思ってたけど、波があるのは自然なことなんだな」

「そうとも! そして、晴れの日だけが人生じゃない。雨の日があるから、晴れの日が心地よく感じるんだ!」

「そっか……じゃあ、今は“雨の日”をちゃんと味わってみようかな」

「それでいい! 無理せず、ゆっくり過ごせ! そしてまた晴れたら、思いっきり動けばいいのだ!」

——あなたは、そっと深呼吸をした。
窓の外の曇り空を見ながら、少しだけ、気持ちが軽くなった気がした。

「また晴れるから、大丈夫。」
そう思えたら、今の“雨”も悪くない。

AD

このタイトルを含む120万冊以上のタイトルが、現在 Kindle Unlimitedにて読み放題

いいなと思ったら応援しよう!

toshi|人間図鑑📖編集中 読んでくれてありがとうございます😭これからもあたなにとっての「おすそ分け」になる記事を作っていきます✨