eLTAXで給与支払報告書を提出して、もう郵送には戻れないと思った話
年末調整が終わると、次に控えているのが法定調書関係の提出だ。
このタイミングで混乱するのが、「どこに何を出すのか」という整理。
今回あらためて整理できたのは、次の点だった。
・給与を支払った年の翌年1月1日現在における、従業員の住所地(生活の本拠地)の市区町村
→ 給与支払報告書
・会社の管轄税務署
→ 源泉徴収票、法定調書合計表
郵送で対応する場合、
給与支払報告書と源泉徴収票・法定調書合計表では送り先が完全に別になる。
従業員が複数いれば、市区町村も複数に分かれる。
正直、これを毎年郵送でやるのはかなり骨が折れる。
eLTAXを使ってみて一気に楽になった
今回はeLTAXを使って提出した。
eLTAXを使うと、
給与支払報告書を、従業員ごとの住所地の市区町村へ一括提出できる
eLTAXに入力したデータが、e-Tax側(源泉徴収票・法定調書合計表)にも連携される
つまり、
「同じ内容をもう一度入力する」
という作業がほぼなくなる。
これは想像以上に楽だった。
一度この流れを経験すると、「郵送に戻る理由がない」と感じる。
ただし、Macユーザーには現実的な壁がある
一方で、実務上の大きな注意点もはっきりした。
eLTAXのデスクトップアプリはWindows専用。
Macには対応していない。
つまり、
Macしか持っていない
「ブラウザで何とかなるだろう」と思っている
この状態だと、いざ提出しようとしたときに詰む可能性がある。
実際、e-Govの電子申請も含めて、
行政系システムはMac非対応のものがまだまだ多い。
制度や仕組み以前に、
「申請環境を用意できているかどうか」がボトルネックになる。
今回の学び
今回の一連の対応で感じたのは、次の点だ。
eLTAXは特に「給与支払報告書の提出」において非常に便利
ただし、事前準備(Windows環境)ができていないと、逆に時間を失う
「郵送か電子か」ではなく、今の環境で確実に処理できる方法かどうかで選ぶべき
給与支払報告書については、
郵送で市区町村ごとに提出する手間を考えると、
eLTAXを使える体制を整えておく価値は大きいと感じた。
一方で、
Macしかない状態で無理に電子申請に突っ込むのはおすすめしない。
便利な制度ほど、
「使える前提条件を満たしているか」を含めて判断することが大切だと実感した。
