弟からサクランボジャムが送られてきた
毎年、この時期、弟からサクランボジャムが送られてくる。
庭にそれ用の桜の木があるのだ。
私が幼い時にはなかった。いつ植えたのか知らない。
よくできるなあ、と思うが、弟は定年退職してから奥さんの手伝いをよくしている。
あれこれのジャムは例年のことで我が家だけではない、知人にもあちこちに配っているようだ。
一度は柿のジャムも作っていた・・・一度きりだったが。やはり柿はジャムには向かない、という皆の意見だったようだ。
というわけで今日はジャムの語源を・・・。
jam の本来の意味は「押し込む、詰め込む」です。この意味から派生して、ビンに果物を詰め込んだもの→ジャム(食品)
物が詰まって動けない状態→ジャム(混雑、渋滞)
という二つの意味が生まれたのです。
それにしても、どうして交通渋滞がtraffic jamなのかと思いますよね。
「交通(traffic)が詰まって状態 (jam)」という直訳的な構造です。
jam =つまり、混雑、動けない状態
traffic jam =車が道路に詰め込まれて動かない状態
つまり、「果物をビンに詰めればjam、車を道路に詰めればtraffic jam」
というイメージです。
語としては1908年ごろから使われ始めたと記録されています。
皆さんが使っていらっしゃるプリンターも紙詰まりはpaper jamです。
ほかに signal jam 電波障害、
logjam(丸太が川で詰まって動かない状態)行き詰まり、
gun jam銃の弾詰まり、
jam sessionミュージシャンが詰め込むように即興で音を重ねる
などと様々な「詰まり」を表す語として使われています。
語源的には非常に筋の通った発展!
jamという語自体は18世紀初頭、英語に登場した語で、最初は「強く押し付ける、押し込む」という動作を表す動詞でした。
食品の「ジャム」は1730年ごろに現れた語で、果物を砂糖と一緒に「押しつぶして詰めたもの」という意味から派生しました。
ところで、ボーイスカウト大会に使う語、jamboreeももともとはjamから派生した語で「騒々しい飲み会、宴会、楽しいイベント」という意味があります。
