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古民家がメゾン・ナカユクイになるまで あと182日②【WellnessArc_Nanjo】

2025年9月14日
こんにちは。Wellness Arc(ウェルネス・アーク)です。

Wellness Arcの活動の柱の一つは、地域の記憶を大切に保存し、未来へと繋ぐ「アーカイブ(Archive)」です。この日は、百名という土地が持つ重層的な物語を紐解く上で、極めて重要な出会いがありました。

地域の先輩であるY様のご自宅を訪ね、1時間半ほどゆっくりとお話を伺う機会をいただきました。

そこでお借りすることができたのが、地域の貴重な記録が記された『根国ひゃくな』をはじめとする4冊の資料です。

実は、この『根国ひゃくな』は、現在では百名公民館にも在庫がなく、地域でも手に取ることが難しくなっている非常に稀少な資料です。ページをめくるたびに、先人たちがこの土地に込めた祈りや、守り続けてきた生活の知恵が立ち上がってくるようです。

百名区による「根国ひゃくな」

そして、お話を伺う中で驚くべき事実が判明しました。 Y様のご主人が、この『根国ひゃくな』の編集をされた方のおひとりだったのです。

先日、私は自分自身を「泣いたあかおに」になぞらえ、よそ者である自分がこの地でどうあるべきかを自問しました。そんな中、地域の歴史を編纂し、後世に遺そうと尽力された方の元へ導かれ、その大切な「火」を託されたような感覚に、身の引き締まる思いがしました。

この貴重な資料は、そのままにしておけばいつか失われてしまうかもしれません。 私たちは、これらを丁寧にスキャンし、デジタルデータとして残していく活動も進めていきます。これこそが、メゾン・ナカユクイが担うべき「文化の保護」という役割の具体的な形だと考えています。

「Discover Your Path(自らの道を見つける)」。 先人が遺してくれた言葉の断片を一つひとつ拾い集める作業は、私たちがこの地でどのような未来を築いていくべきかを教えてくれる道標でもあります。

情熱を注いで編まれた記憶のアーカイブを、私たちの「新たな解釈」という光で照らし、再び地域や世界へ届けていく。

その責任の重さと、そこにある確かな希望を感じた一日でした。 貴重な資料を託してくださったY様に、心からの感謝を込めて。

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