古民家がメゾン・ナカユクイになるまで あと182日①【WellnessArc_Nanjo】
2025年9月14日
こんにちは。Wellness Arc(ウェルネス・アーク)です。
「文化を保護し、地域と国際市場をつなぐ」。この理念を掲げて活動する私たちにとって、地域の方々と過ごす時間は、何物にも代えがたい、ワクワクと学びの場です。
この日は、百名公民館で行われた「敬老会」に参加させていただきました。 午後2時からの式典。そこには、地域の先輩方が集まり、温かくも背筋ののびる空気に包まれていました。
区長様のご厚意で、式典の中で、私たちWellness Arc(シュヴァンは百名の法人住民でもあります!)を新しい顔ぶれとして地域の皆様にご紹介いただく時間もいただきました。嬉しいです!
敬老会にあわせ、今年8月までに生まれた赤ちゃんのお祝いがありました。これは百名の一年の行事を締めくくる、「生まりぬ御願(ウマリヌウグワン)」という伝統行事の一環で、多くの人が参加しやすく行われたものです。この祭祀自体は別日に行われました(https://note.com/yuterada_schwan/n/nef5360d93da5?sub_rt=share_pw)
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長きにわたって地域を支えてきた先輩方と、未来を担う新しい命が同じ場所に集う。その多層的な時間の重なりに、沖縄のコミュニティが持つ深い精神性を感じずにはいられませんでした。
余興では、百名小学校の子どもたちによる「長者の大主(チョウジャヌウフヌシ)」や「稲摺節(イニシリブシ)」が披露されました。 これらは南城市の無形民俗文化財にも指定されている大切な伝統芸能です。
デジタルアーカイブでしか見たことがなかった踊りの本物を見られるなんて、なんて幸せなことなのでしょう。

以前から練習してきて一生懸命に演じる子どもたちと、それを温かく見守る保護者や先輩方。 伝統を子どもたちに伝えようと奔走する理事や子ども会会長の姿を見て、私たちの「アーカイブ(Archive)」という役割が、いかにこの切実な継承の願いに寄り添うべきかを再確認しました。
夜6時からは、懇親会の場にも同席させていただきました。 地域の方と泡盛を飲みつつお話しする中で、「あなたがここ(懇親会)に来た、ということが大切なんだよ」という言葉をいただき、涙が出そうになりました。
大和(やまと)から来た私が、この地でどのように振る舞い、先輩方への礼節を尽くすべきなのか。凄惨な戦争を経験された先輩方が、本当は多くの想いをかかえていらっしゃるはずなのに、私を受け入れてくださるという、広く寛大なお心。感謝してもしきれないだけでなく、私ができることをなにかせねばと、居ても立ってもいられない気持ちです。
その土地の作法を学び、敬意を持って、そっといさせていただくこと。 それは、私たちが掲げる「Discover Your Path(自らの道を見つける)」というテーマそのものでもあります。
メゾン・ナカユクイが、4世代が共に楽しみ、伝統が自然な形で次世代へと流れていく、そんな「架け橋(Arc)」になれますように。 この日の先輩方の笑顔と、子どもたちの誇らしげな演舞を胸に、一歩ずつ進んでまいります。
百名区の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。 どうかこれからも、よろしくお願いいたします。
