古民家がメゾン・ナカユクイになるまで あと311日②【WellnessArc_Nanjo】
2025年5月8日 御祈願の日の午後。
こんにちは、WellnessArcです。
「おばあちゃんち」に残っていたもの
ご祈願が終わったあと、安次富さんが、
古民家の中にまだ残っていた品々を見つけてくださいました。
アルバム
食器棚と食器
テーブル2台
大正琴、ゲートボール用品
湯呑とお膳
和装着物一式
記念の額、カーテン など
ひとつひとつに、かつての生活の手触りが残っています。
まさに、いわゆる“おばあちゃんち”にあるようなものたち。

100年後には「残らないもの」
私たちはいま、それらを「まだ普通にあるもの」として見ています。
けれど──この「普通」は、果たして100年後にも残っているのでしょうか。
もしかすると、
当たり前すぎて見過ごされてきたものこそが、
未来に伝えるべき“記憶”になるのかもしれない。
そう思うと、昭和の暮らしを再現する場として、
今だからこそ残っているものを選んで保管・展示する意味が、はっきり見えてきました。
これは、まさに**「アーカイブスの目」**。
未来から“今”を見るまなざしです。
家のかたちは「いのちのかたち」
今回、沖縄の住宅と風水について書かれた本を読み、印象に残った一節がありました。
そこには──家の配置は、胎児のように体を丸めた形に似ているとありました。
玄関は南か東に
「一番座(上座)」にあたる位置に頭を
台所やトイレといった水回りは、ちょうどお尻のあたりに
そして、今回の古民家も、その構造をおおよそ踏襲していたのです。
まさに、ご住職が「風水にかなった家」とおっしゃっていた意味を、体感として理解しました。
ちがいから始まる学び
「屋敷神」についても考え方がさまざまであることを知りました。
それらを比較しながら、文化の多様性を体験するツアーができたら面白いかもしれません。
家の構造、神さまの位置、暮らしの道具──
すべてが“その家らしさ”を持ち、
その“らしさ”が、文化を感じる入り口になる。
次に来る誰かが、「自分自身の暮らしを見つめ直す」きっかけになるように。
そんな想像をしながら、
この場所の未来を少しずつ描いています。
2025年7月19日追記:ご本人から「実名で全く構いませんよ」と言っていただき、Aさんを安次富さんにかえさせていただきました!ありがとうございます!
