見出し画像

古民家がメゾン・ナカユクイになるまで あと310日【WellnessArc_Nanjo】

2025年5月9日 曇り。
こんにちは、WellnessArcです。
今日は、とうとう──解体工事が始まった日です。


はじまりの音

私は千葉にいて現地には行けませんでしたが、
安次富さんが立ち会ってくださいました。

現地に残っていた荷物は、最初に思っていた以上の量。
この家が多くの方を迎えてきたことが伝わります。
お皿や湯呑みなど、安次富さんがひとつひとつ丁寧に紙を挟んで包んでくださったとのこと。
そのお気遣いに、心から感謝しています。

また、水道と電気の再開が必要なことも判明し、
不動産屋の座波さんが即座にご対応くださいました。
こうして多くの方の手によって、家は静かに動き出しました。


解体初日の報告|WOODJAM 内山さんより

WOODJAM代表・内山さんから、初日の作業についてご報告をいただきました。

「本日、裏座の床・天井・壁の解体を行いました。
梁の状態は、今見る限りではそこまで悪くないかと思います。
ただ、床下の腐食は進んでいるため、下地の骨組みはしっかり組み直したほうが良いでしょう。
束にはアワ石が使われていました。
……とてもワクワクします。」

※アワ石(粟石)とは沖縄本島南部に分布する砂質石灰岩のことだそうです。

“解体”と聞くと少し寂しさが先に立ちますが、
内山さんの言葉には、未来を迎えに行くような明るさがありました。


家主様との再会

そして…思いがけず、家主の女性が現場に来てくださいました。
残していたものの中から、お返しするものをその場でお決めいただき、
私は安次富さんのおかげでビデオ通話越しにご挨拶することができました。

ご自身が幼い頃に過ごされた家。
その家が、これから解体されるという現場に立つことは、
どんなに複雑な思いだっただろうか…
そのことがずっと気になっていました。

けれど、その方は、やさしい笑顔でこうおっしゃいました。
「地域のために生まれ変われるのであれば、本当にうれしいです。」

その一言に、胸がいっぱいになりました。


運ばれる記憶

荷物はすべて、座波さんと安次富さんが、当社が借りているアパートへ運んでくださいました。
物が運ばれたのではなく、記憶が運ばれたように感じます。

本当に多くの方に支えられ、
このプロジェクトが少しずつ形になっていく。

感謝という言葉では足りない日。
でも、それでもまずは言葉にしておきたいと思います。

ありがとうございました。

2025年7月19日追記:ご本人から「実名で全く構いませんよ」と言っていただき、Aさんを安次富さん、Zさんを座波さんにかえさせていただきました!ありがとうございます!

いいなと思ったら応援しよう!