古民家がメゾン・ナカユクイになるまで あと249日【WellnessArc_Nanjo】
2025年7月9日
先日(6月17日)、WOODJAM内山さん、安次富さんとオンラインで「メゾン・ナカユクイ」のイメージを共有するミーティングを行いました。
そこで話題になったのは、
元の暮らしをできる限り再現したい
川端龍子の自邸のように“こだわり”も少しだけ取り入れたい
その線引きをどこに置くのか──ということでした。
私はその時、「復元」と「再現」の違いを強く感じました。
博物館のように科学的根拠に基づいた「復元」が本物で、「再現」は嘘なのではない。
そうではなく、「再現」とは暮らしの記憶がDNAのように今に響き、私たちと出会って新たな形で息を吹き返すこと。つまり、“解釈”の営みなのだと思えたのです。
では、その解釈にどんな哲学を持ち込むべきなのか?
ミーティングのあとも、ずっと考え続けていました。
もちろん同時に、コストとの戦いも避けられません。
その後、6月27日あらためてリアルでミーティング。
メゾン・ナカユクイでやりたいことを整理すると:
民泊はしない
飲食業許可が必要なことは(当初は)しない
外国からの研究者や観光客も、地域の子どもたちも「ゆんたく」できる雰囲気
MICEエクスカーションのユニークベニューとして活用できる
ロケ地にもなる
民間だからこそできる挑戦をする
いずれは知的財産(IP)となり、地域に利益を還元する
──こうした導線を前提に設計を考えていただきました。
結果として見えてきたイメージは、
原則は建てられた当時の「昭和の暮らしを体験できる場」
トイレは2つ
キッチンはモダンな造作
Wifiはバリバリ飛ばす
という、具体的かつ現実的な形です。
そして迎えた7月9日。
内山さんから直接TELが入りました。
「要望を反映して再度見積もったところ、家具や造作も含めて2000万を超えそうです」
──どうする!?
静けさの中で、未来へと続く足音が聞こえる。
