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AIの進化に触れたら、あの『惑星パルム』の風を浴びたくなった。~100GBのDLを超えて辿り着いた、1000年後のファンタシースター~

1. AIが見せた「未来」の先に、欲しかった「過去」があった

最近のAIの進化には、目を見張るものがある。AIと対話を重ねる中で、ふと「ああ、本当の意味で未来が来ているんだな」と実感する瞬間があった。

その「未来感」に触れたとき、僕の脳裏に唐突にフラッシュバックしたのは、かつてPS2やPCで夢中になったSFの世界、『ファンタシースターユニバース(PSU)』の青いフォトンの輝きと、惑星パルムの街並みだった。

「今のこの進化した技術で、もう一度あのSFの世界を歩きたい」

一度火がついた郷愁は、もう抑えられなかった。僕は、PSUの魂を継承する最新作『PSO2 ニュージェネシス(NGS)』という宇宙へ、数年越しの「帰還」を決意した。

2. 日曜日の午前中、100GBという名の巨大な壁に挑む

しかし、帰還への道は険しかった。
目の前に立ちはだかったのは、約100GBという圧倒的なデータの壁。さらに僕のネット環境はPLC回線(12Mbps)。普通にダウンロードを始めれば、完了するのは忙しい月曜日が終わる頃だ。

「今日、この日曜日中にあの草原に立ちたい。月曜日の朝に『完了』の文字を眺めるだけなんて、洒落にならない」

僕は決断した。端末を抱え、家の中で最も回線の早い部屋へと「ダウンロード巡礼」に向かったのだ。パーセンテージがじりじりと進むのを待つ時間は、かつてPS3のゲームのインストールをじっと待っていたあの頃の、もどかしくも高揚した気分に似ていた。

3. オンラインゲームの皮を被った「究極のソロRPG」

「オンラインゲーム」という言葉に、かつての僕は少し身構えていた。だが、AIと対話しながら今の仕様を紐解いていくと、意外な事実が見えてきた。

このゲームは、設定一つで自分とNPCだけの静かな世界を作れる。それは実質的に、90%がソロで楽しめるフリーゲームのようなものだ。かつての『.hack』の舞台である「The World」のようでもあり、SF版の『ブレス オブ ザ ワイルド』のようでもある。

チャットも交流も義務ではない。僕はただ、吟遊詩人のように世界を歩き回り、FF12のように多様なロケーションを独り占めしたかった。そんな僕のわがままなプレイスタイルを、この最新の宇宙は優しく受け入れてくれた。

4. 1000年後の司令室で、洗礼を受ける

ダウンロードを終え、ようやく降り立ったセントラルシティ。

セントラルシティーに降り立つ。
まるで、名古屋駅のコンコースみたいに、モニターがある。


巨大なモニター、アスファルトの質感、そびえ立つセントラルタワー。その景色を見た瞬間、僕の胸は「パルムっぽい!」という興奮で満たされた。

特に印象に残ったのは、セントラルタワー内部の司令室だ。
中央に浮かぶ巨大なホログラム球体。壁一面に流れるフォトン・インターフェース。ここは前作から1000年が経過した世界。技術がもはや魔法の域に達した、研ぎ澄まされたSFのデザインがそこにはあった。100GBの重みを乗り越えた先で見つけた、僕にとっての「聖域」だった。

司令室。ホログラムが並ぶ光景はSF好きにはたまらない。興奮する。

5. 512GBのSDカードに「宇宙」を詰め込む計画

現在、僕は一つの壮大な計画を練っている。
この100GBの宇宙を、そして今まで集めてきた愛すべき世界たちを、一枚の「魔法のカード」に詰め込む計画だ。

検討しているのは、LazosのA2規格・512GBのマイクロSDカード。
ここに『PSO2 NGS』だけでなく、『ドラゴンクエストXI S』『Skyrim』『Cities: Skylines』、そして『GMOD』……僕が愛してやまない「散歩ができる箱庭たち」を全て叩き込む。
今はそれらのゲームやりたいと思うのに、容量がなあで諦めているからまたやれるといいな。

さらに、そのカードに自作のラベルを貼り、かつてのニンテンドーDSのカセットのような見た目にするつもりだ。デジタルの実体なきデータに、物理的な手触りを与える。それが、僕なりの「旅の準備」の楽しみ方だ。

6. 忙しい日常の隣に、いつでも逃げ込める宇宙を

明日はまた、忙しい月曜日がやってくる。
けれど、今の僕には「実機インストールの最新の宇宙」と「クラウドで瞬時に繋がる過去の宇宙」の両方が手元にある。

「最新作は実機、過去作はクラウド」。
このハイブリッドな二拠点生活こそが、容量と時間に縛られた現代の社会人が辿り着いた、究極の「SFごっこ」の形なのかもしれない。

AIの進化が教えてくれたのは、未来への期待だけじゃなかった。それは、僕がずっと心の奥にしまっていた「あのSFの世界へ帰りたい」という、純粋な好奇心を呼び覚ますための鍵だったのだ。

さて、そろそろ旅に出よう。
1000年後の草原を、NPCの仲間と一緒に。

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