「キュレーション」と「ケア」は語源が同じという話をボリス・グロイスが書いているのですか?

「キュレーション」と「ケア」は語源が同じという話をボリス・グロイスが書いているのですか?

chatgpt:

はい、ボリス・グロイスはその趣旨のことを書いています。

特に、グロイスは**「curator(キュレーター)」という語はラテン語の cura(ケア、配慮、世話)に由来する**と説明しています。そして、キュレーターの本来の役割を「作品をケアする人」と捉えています。

彼は2006年頃の論考(「Art Power」所収の “Politics of Installation”)で、次のような趣旨を述べています。

* 「curator」という言葉は「cure(治療する)」や「care(世話をする)」と同じ語源をもつ。
* 美術作品は自ら鑑賞者の前に現れることはできず、「病人」のように誰かに世話をされなければならない。
* キュレーターは、作品を保存し、展示し、人々が見られるようにするという意味で「ケア」を行う存在である。

また、2022年の著書『Philosophy of Care(ケアの哲学)』でも、グロイスは「ケア」を哲学的主題として展開していますが、「キュレーション=ケア」という語源的な話自体は、それ以前から繰り返し語っているテーマです。

ただし、少し正確に言うと、

* 「キュレーション(curation)」と「ケア(care)」が同じ語源である
* より厳密には 「curator」「curation」はラテン語 cura(care)や curare(世話をする、治療する)に由来する

という言い方になります。これはグロイス独自の発見ではなく、語源学として一般的な事実ですが、グロイスはそれを現代アート論・展示論の核心として積極的に読み替えた思想家だと言えます。

この点は、あなたが考えているRRAにも結びつきそうです。RRAが「日々の記録を保存する」「見えなくなりそうなものを残す」営みだとすれば、それは創造(creation)だけでなくケア(care)としての創作という視点からも読むことができます。

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