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60代夫婦、ずっと一緒にいるためにやめたこと

公園のベンチに座るご夫婦がいました。

あまりにも素敵だったので、
思わず写真を撮らせていただけませんかと声をかけました。

この写真では見えにくいのですが、
奥様の左横のバックに、
ご主人から貰ったバラが1輪刺さっていました。
素敵ですよね・・・


私たち夫婦も再婚して、20年近くなりました。

2ヶ月近い海外旅行を続けていますが、
実は寝室は別です。

Airbnbを利用する理由は、
もちろん宿泊費の安さや、
台所があることや洗濯機があることです。

でも一番は、寝室を別にするためです。

さきほど主人が、
『まだ早い時間だけど、
なんだか眠たくなったので先に眠る』と言って
自分の寝室に行きました。

現地時間の、午後7時半です。

ここはまだ、日も暮れていません。

私はリビングで、
いまこの記事を書いています。

それぞれの寝室があると、
お互いのペースで動けます。

自宅でも我が家は、寝室が別です。

仲が悪いからではありません。
むしろ、その逆です。


若い頃の私は、

夫婦なのだから、
同じ部屋で寝るのが当たり前だと思っていました。

でも実際は、お互いに無理をしていました。

私は子どもの頃から、
夜中に2〜3回トイレに起きます。

そのたびに主人が目を覚ましてしまうので、
私は気を遣いながら静かに部屋を出ていました。

一方で主人は、
早く寝て長く眠るタイプです。

私は仕事柄、
夜遅くまで起きている生活が長く続いていました。

6時間も眠れば十分ですが、
主人に合わせて早く寝ようとすると、
それがなかなか大変でした。

お互いを思いやっているつもりなのに、
実はお互いが我慢していたのです。


そして、

ある時、

「無理をするのはやめよう」

という話になりました。

最初は主人も少し抵抗がありました。

でも寝室を分けてみると、
意外にも主人の方が喜んでいました。

好きな時間に眠り、
好きな時間に起きる。

自分の部屋で、
株の動画を見たり、
漫才を見たり。

私は私で、
好きなテレビを見たり、
洋裁をしたり、
こうして文章を書いたりしています。


でも、

だからといって仲が悪いわけではありません。

食事は必ず一緒にします。

旅行中の食事も一緒です。

ジムにも一緒に行きます。

一緒にいる時間は、
思った以上によく話しをします。

再婚した頃は、
無口な人だと思っていました。

でも今は違います。

食事の時間になると、
主人はずっと話しています。

どうやら主人は、
無口ではなく、おしゃべりだったようです。


60代になった今は、

ずっと一緒にいることよりも、

お互いが心地よく過ごせることの方が大切だと思っています。

若い頃は、
「夫婦はこうあるべき」

に縛られていました。

でも今は違います。

少し離れる時間があるからこそ、
一緒にいる時間が心地よい。

そんな夫婦の形もあるのだと思っています。


あのベンチのご夫婦を見ながら、
私たちもそんなふうに歳を重ねていけたらと思いました。






60代夫婦で、暮らすような海外旅行を楽しんでいます。

旅の工夫や失敗談なども、これから書いていきますので、
また遊びに来ていただけたら嬉しいです😊

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