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社労士試験一発合格勉強法

※この記事は、筆者の経験に基づく勉強方法や考え方をまとめたものです。すべての方に当てはまるものではない可能性がありますが、一つの戦略として参考になれば幸いです。

私は2024年6月から社会保険労務士試験の勉強を開始し、2025年8月の試験で一発合格することができました。勉強期間は14ヶ月。勉強時間は1500時間ほど。結果は以下の通りです。

選択式:34点(基準点割れなし)
択一式:51点(基準点割れなし)

実務未経験の私が、どのようにして合格したのかを共有します。

初めにですが、よく言われている「テキスト読みが大切」「講義は3周しなさい」「模試は数多く受けるな」「お昼休みに答え合わせはするな」といったアドバイスを、私は無視しました。

なぜなら、そうした定型のアドバイスを聞くたびに「それってあなたの主観ですよね?」と感じていたからです。

合格への正解は万人に共通するものではありません。私は予備校のカリキュラムや常識に縛られず、自分の性格に合わせた勉強法を自ら設計して突き進みました。

もちろん、この記事で紹介する内容も、すべての人にとっての最適解ではありません。私が伝えたいのは、情報の取捨選択を自ら行い、自分にとって最適な学習法を自分で見つけ出すことです。

これから述べるものは全て私個人の見解です。

1. 通信講座は正直どこも変わらない?

これから勉強を始める方は、どの通信講座を選ぶか悩むと思いますが、私の結論はどこも同じだと思います。

世の中には多くの講座がありますが、どこも合格率は同じぐらいですよね。どの講座も合格に必要な知識は網羅されているからです。

私が講座を選ぶ際に基準にしたのは、シンプルに「コスト」と「先生との相性」の2点だけです。 選ぶ基準は、直感や財布事情を優先していいと思います。

2. 使用した教材と学習の流れ

通信講座のSTUDYingを購入しました。学習の軸はシンプルです。

初期:講義を1周
中期:予備校の問題演習+過去問
直前期:模擬試験 + 白書統計・判例対策

3. 講義3周は多すぎるのでは?

よく「講義は3周しましょう」と言われますが、1周が良いと思いました。

理由はシンプルで、インプット学習は早々に切り上げるべきだからです。
3周もしていたら、何ヶ月かかるか分かりません。

講義を聴いて理解を深めることも大切ですが、インプットを何周も繰り返すより、アウトプットを何周も回す方が合格に直結すると考えました。

実際にアウトプット型の学習に切り替えれば、自分の実力が明確に見えます。間違えた悔しさは記憶を強固に定着させますし、何より「なぜ間違えたのか」「どの知識が足りていないのか」を瞬時に特定できるメリットがあります。

4.テキスト読みは必要ない

よく大切と言われる「テキスト読み」ですが、私は必要ないと考えています。
テキスト読み : 頭からテキストを読み進めること

なぜなら本試験はアウトプットの形式で出題されるからです。 試験問題がアウトプットである以上、日々の演習もアウトプットで十分です。アウトプットにはアウトプットで対応するのが、最も効率的な対策です。

ただし、テキストを全く見なかったわけではありません。私は問題演習で間違えた際、その箇所をWebテキストで確認していました。 テキストを頭から読み進めるのではなく、辞書のような形で使っていました。

必要な時に、必要な箇所だけを確認する。テキストは読みに使うのではなく、間違えた原因を探るためのツールとして使えば十分です。

5.過去問が大事

言うまでもなく過去問は一番大事です。知識の吸収だけでなく出題のクセ、傾向を掴めます。どこでバツモンを作ってくるかある程度パターンがありますよね。

6. 選択式は怖すぎる

択一式はある程度の実力がつけば安定しますが、選択式は何が起こるか分からないという恐怖があります。

択一式は70問あるため、数問ミスしたところで問題ありませんが、選択式は各科目わずか5問。そのうち3点を取らなければならないという、「1点の格差」が択一式と違います。

特に注意すべきは、統計・白書対策です。これらは過去問だけでは対応しきれない未知の問題が出やすく、対策を怠ると一気に基準点割れします。判例の読み込みや、統計数値の把握、最新の白書内容を知らなければ、思考力を働かせても解けない問題が出ます。テキストは読んでいませんが、統計・白書と判例はたくさん読みました。どこかのタイミングで「選択対策」に時間を割くことが重要です。

また、統計・判例対策は早い段階から手をつけておくのが理想です。なぜなら、直前期は全科目の詰め込みでパニックになる為です。

私は自分で厚労省や最高裁のサイトを読み込んでいましたが、正直、膨大な情報の中から試験に出る部分をピックアップするのは非効率でした。

その為、こうした情報の取捨選択こそプロに任せるべきでした。人にはそれぞれの特性があり、最適な学習法は人によって違います。しかし、統計と判例で何が重要かは講師のほうが知っているはず。

驚くほど低価格で、統計と白書対策をピンポイントで攻略できる講座を見つけたので、私のような失敗をしたくない方はぜひ検討してみてください。

こちらのテキストを一部確認しましたが、3300円で以下の内容でした。
・3時間の講義
・テキスト・問題集
・2回までの質問

私が受験生時代に、このような講座を発見できていたら間違いなく買っていたと思います。選択式の一般常識対策に特化しているのでプラスアルファの教材としてとても優秀そうですね。

7. 予備校のカリキュラムは無視

通信講座や予備校を利用していると、用意されたカリキュラム通りに進めなければならないと感じるかもしれません。しかしそれに縛られる必要はありません。

実際、私は最初の講義を約3ヶ月で終わらせ、早々にアウトプット学習へ移行しました。

講義を聴き続けるだけの受動的な学習では、この試験は突破できないと直感したからです。試験の性質上、少しでも早くアウトプット中心に切り替える必要があると感じた私は、予備校のカリキュラムを無視する決断をしました。

具体的には、あえて前年度版の講義をフル活用しました。 今年度版の講義配信を律儀に待っていては、自分のペースで先に進めず、演習時間を確保できないからです。法改正などは後で補完すればいいと割り切り、スピードを優先して全科目を早々に終わらせました。

8. 模試は受けたほうが良い

「模試は数多く受けるな」というアドバイスもよく聞きますが、私は2025年5月頃から模試を受け始め、合計15回受験しました。

模試の点数は55点〜60点前後で安定していました。回数を重ねることで、「初見問題に対する対応力」や「時間配分」が得意になります。また択一式でよく起きる凡ミスも模試で対策出来ます。分かっているのに間違えるなんて勿体ないですよね。一発合格ではありますが、自分の中では「16回目の本試験」という感覚です。

一般的に「模試は数多く受けるな」と言われる最大の理由は、「復習に膨大な時間がかかるから」だそうです。しかし、私はその復習プロセスこそが、必要な学習だと確信していました。

9. お昼休憩は自己採点する

社労士試験のタブーと言われる「お昼休みの答え合わせ」ですが、私はあえて選択式の自己採点を行いました。

「午後のパフォーマンスに響くから採点するな」というのは一般論に過ぎません。私は、点数が不明なまま不安を抱えて午後に臨むより、白黒はっきりさせた上で集中したいタイプでした。

これは完全に性格によります。私と同じように「気になって集中できなくなるタイプ」の方は、周りのアドバイスを無視してでも採点してスッキリした方が良いと思います。ご自身の性格を一番知っているのは、自分ですよね。

まとめ:一発合格のために意識したこと

講義はまず1周
アウトプット重視
模試は受ける
選択式を常に意識(特に統計・白書等)
予備校のカリキュラムや「常識」に縛られない
当日の過ごし方は自分で決める
社労士試験は範囲が広い試験ですが、やるべきことを整理し、周囲のノイズは気にする必要ありません。
この記事が、これから受験される方の力になれば嬉しいです!

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