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「会えたね」と思えた日⌇うちのコとの出会いの物語

先日、
うちのコが2歳のお誕生日を迎えました。

ケーキを囲んで写真を撮りながら、
出会った日のことを思い出して。

あの日のことを、
まだきちんと文章にしたことがなかったな…
とnoteを開きました。

先代犬の旅立ちから7年。

あのコの姿が見えない世界は、
喪失感と絶望だけで、
ただ“呼吸をして過ごしているだけ”
という時間もありました。

仕事をしていても、
日々の生活をやり過ごしながらも。

目の前の景色も、まわりの音も、
入ってこない。

朝がきて、夜がきて。

その様子を気にかけることも、
お散歩に行くことも、
ごはんの準備もいらない毎日を繰り返す。

姿は小さくとも、
いつもそこにいた
かけがえのない命のぬくもりの不在。

悲しみが消えることはないけれど。

そんな時間をゆっくり経て、
やさしい思い出に“ありがとう”の気持ちは、
どんどん膨らんでいきました。

そして、少しずつ少しずつ、
“また犬との豊かな時間を生きたい”
という思うように。

何かこれといった
きっかけがあったわけではなく。

もう犬とは暮らさない
という気持ちがあったわけでもない。

あのコがくれた
たくさんの愛も喜びも。

あのコが教えてくれた
犬のすばらしさも
今を全力で生きることも。

“次のコへ恩返しとしてつないでいきたい”

“悲しみに打ちひしがれるのが、
あのコでなくて良かった”

いつしかそんな想いへと、
形が変わっていったのです。

仔犬のパワフルな生きる力を受けとめられる体力、定年と呼ばれるタイミングなどのことも考えて。

自分の中で、
なんとなく考えていた目処に向けて、
情報収集を始めました。

保護犬さんとブリーダーさんを中心に、
ゆるっとアンテナを立てながら、
いつ、その時がきてもいいように、
お部屋の環境を整えて。

2023年の初秋、偶然出会ったのが、
とあるブリーダーさんの元で生まれた
うちのコの兄弟たち。

実は最初は、
兄弟の次男くんが目に留まりました。

歩行に問題はないけれど、
後肢の指に欠損があるとのこと。

もし…もしも、
もらわれずらい状況があるのだとしたら…
そういうコこそ、積極的にお迎えしたい
と考えていたのです。

犬舎まで、公共交通機関を乗り継いで、
3時間ほどの距離があったことから。

まずはオンラインで、
兄弟たちの様子などを見学させてもらい、
ブリーダーさんとお話をさせていただきました。

画面の向こうで、
おもちゃや兄弟同士でじゃれあう
ふわふわの愛らしいコたち。

それぞれの性格、
健康状態など、
事前に準備していた1つ1つの質問に、
とても誠実に回答いただき。

犬への愛情に満ちたお人柄と知見に、
ここで生まれ育ったコたちなら、
安心して迎えられそうと感じて。

オンライン見学から、次の週末には、
直接、お会いさせていただく運びとなりました。

ところが、約束の日の3日前。

「次男くんに家族が決まりました」
とのご連絡。

気持ちが固まりかけていたので、
残念ではありましたが、
こればかりはタイミングです。

私のとり越し苦労でよかったなぁと、
次男くんに家族ができたことを、
純粋にうれしく、
あたたかな気持ちで受けとめました。

「もしよろしければ、
他の兄弟のコたちに会ってみませんか?
もし、もしご興味があればと思い。。
けど、ご無理はなさらないでくださいね。」

とやさしい提案をくださりました。

オンライン見学で、
ポジティブな印象を受けていたので、
仮にお迎えにつながらなかったとしても、
なにかのご縁のひとつかもしれないと。

仔犬たちに、会いに行くことにしたのです。

期待と緊張で、
ドキドキしながら迎えた当日。

スタッフさんに抱っこされ、
身体から音符マークでも出ている?
ような陽気でルンルンに登場したのが、
3兄弟の長男うちのコです。

無邪気なニコニコ笑顔に、
「世界中のすべてが楽しい!」
と言わんばかりのテンション。

熱烈歓迎のペロペロ攻撃に、
私の顔はあっという間にベトベト笑

お顔だちは違うのに、
不思議と先代犬と似たおめめに、
一瞬、時空が歪んだような感覚になりました。

“運命”とか、スピリチュアルに、
傾倒しているタイプでは全くないけれど。

先代のあのコが、
ご縁を結んでくれたのかなぁと、
なんだか不思議な気持ちに包まれ。

このぬくもりと重みが、
とても懐かしい。

ひと目惚れとは少し違う、
「会えたね」
って静かにあたたかい何かが広がるような、
感覚の出会いでした。

生後3カ月と少し。

それぞれが近しいタイミングで、
家族が決まったようなので。

結果的に、お迎えギリギリまで、
兄弟たちで過ごすことができたのは、
わんこたちにとって、
とても環境に恵まれたと思います。

いつか、
他の兄弟たちとも会える機会があったら、
みんなで里帰り会をしたいなぁ…

なんて、
ひそかな夢も抱きつつ。

それから年月が過ぎて、
うちのコもすっかり、わが家の一員です。

トリミングにお預けする時は、
この世の終わりみたいに鳴き叫び。笑

私の姿が見えなくなると、
けろっとサロンにいるお友達と交流している
演技派な一面があったり。
(トリマーさん談⌇いつもありがとうございます🙏🏻)

「愛されて当然ですよね」
という声が聞こえてきそうな愛嬌に、
家族にも、犬友さんにも、
たくさんかわいがってもらって。

私の体調が悪い時は、
そっと身体をよせて、
静かに、ただそばにいてくれる。

好奇心旺盛だけど、
ちょっぴりビビり。

犬も人も大好きだけど、
お近づきになるのは不器用で。

思いやりたっぷりだけど、
意思表示はしっかりと。

甘えん坊だけど、
とってもマイペース。

私も犬との暮らしを学び直しをしながら、
うちのコに教えてもらいながら、
また新しい世界が広がり続けています。

お迎えした時は、
うちのコとの暮らしを通して、
noteを書いている未来にいるとは、
想像もしてなかったなぁ。

うちのコの暮らしのルーティンも、
何気ない表情や仕草も、
ささやかなできごとも、
共に生きる日常があることに感謝して。

これからも、うちのコとの時間を大切に、
過ごしていけたらと願っています。

お誕生日おめでとう
ずっと大好きだよ💗

おめめ迷子な黒犬あるある

大切な出会いは、
きっと形もタイミングもさまざま。

もしよかったら、
あなたと大切な存在の出会いのお話も、
ぜひ聞かせてくださいね。

その優しい話を、
楽しみに待っています🌸

最後までお読みくださり、
ありがとうございます🌱

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