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明日から、漢方の基礎を一から学ぶシリーズを始めます──「からだの見方」のご案内

この記事の内容を、毎朝1分で復習したい方へ。

Substackでは、今日のテーマを「朝の漢方1問」として、クイズ形式でお届けしています。登録していただいた方には、漢方の基礎を学べる「厳選30問ドリル」もお渡ししています。読むだけで終わらせず、少しずつ身につけたい方はこちらからどうぞ。

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皆さん、こんにちは。悠々漢方です。

今日は、明日から始まる新しい連載のご案内をさせてください。

漢方の本を、途中で閉じたことはありませんか

漢方に興味を持って、本を一冊買ってみた。あるいは、ネットで少し調べてみた。けれど、聞いたことのない言葉が次から次へと出てきて、いつのまにか読むのをやめてしまった。そんな経験のある方は、決して少なくないと思います。

無理もありません。漢方の世界には、処方の名前が何百とあり、生薬(しょうやく)の名前も同じくらいあります。それらがいきなり並んでいる本を最初に開けば、どこから手をつけていいのか分からなくなって当然です。

けれど、これは漢方が難しいからではなく、順番の問題だと私は思っています。

漢方には、処方の名前を覚える前に知っておくと、あとがぐんと楽になる考え方があります。体をどう眺めるか、という土台の部分です。ここを先に通っておくと、後から出会う処方の名前が、ばらばらの暗記ではなく、意味のあるものとして頭に入ってくるようになります。

明日から、その土台だけをお話しします

そこで明日8月3日から、漢方の土台になる「からだの見方」を、毎朝6時にお届けする連載を始めます。

進む順番は決めてあります。

まずお話しするのは、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」です。漢方が体の中に見ている三つの流れの話から始めます。この三つと、「足りない」か「滞る」かという二つの見方を組み合わせるだけで、体調の変化がずいぶん読み解けるようになります。

続いて、「五臓(ごぞう)」です。肝・心・脾・肺・腎という五つの名前が出てきますが、これは西洋医学でいう臓器そのものではありません。体の中の働きを五つの係に分けた考え方だと思ってください。

そのあとが、「陰陽(いんよう)」と「証(しょう)」、そして「未病(みびょう)」です。漢方が、病名のつく前の段階をどう捉えているのか。ここまで来ると、漢方が何を見ようとしている医学なのかが、輪郭を持って見えてくるはずです。

区切りごとに、まとめとなる完全ガイドと、練習問題を20問ずつ用意しました。読んで終わりにせず、自分の言葉で答えられるかどうかを確かめられるようにしています。

そしてこの土台を終えたあとも、はじめて漢方に触れる方に向けた話は続けていきます。季節の養生、生薬、処方へと、順番に。急いで駆け抜けるための連載ではありませんので、どうぞご自身の速さでお付き合いください。

予備知識は、いりません

この連載は、東洋医学や漢方をこれから知りたい方に向けて書いています。

専門用語には必ず読み仮名を添えます。難しい言葉が出てきたときは、日常のたとえに置き換えてから進みます。前の回を読んでいなくても、その日の記事だけで意味が通じるようにも書いてあります。

毎朝6時にお届けしますので、朝の一杯を飲みながら、あるいは通勤の途中で、少しずつ進めていただけたらと思います。

すでに漢方に親しんでいる方にとっても、知っているつもりだった言葉を確かめ直す機会になるかもしれません。私自身、この連載を書きながら、あらためて言葉の意味を辿り直すことになりました。

明日の朝、最初の一本をお届けします

明日の第一回は、『漢方の入り口は、三つしかありません──気・血・水という体の見方』です。

もし今日のうちに一つだけ準備をしていただけるなら、「最近、自分の体で気になっていること」を一つ思い浮かべておいてください。疲れが抜けない、むくみやすい、眠りが浅い。どんな小さなことでも構いません。

これから始まる連載は、その気になっていることが、漢方の言葉ではどう表されるのかを探していく時間になります。自分の体という具体的なものを一つ手に持っていると、抽象的な言葉が、ずっと入りやすくなるはずです。

なお、この連載は体の見方を知るためのもので、特定の症状の治療法をお伝えするものではありません。気になる症状が続いている場合は、まず医療機関にご相談ください。漢方薬を試してみたいと思われたときも、自己判断はなさらず、漢方に詳しい薬剤師や医師にご相談いただければと思います。

それでは、明日の朝6時にお会いしましょう。

あなたの毎日が、少しでも元気で快適なものになりますように。

悠々漢方


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