【嫉妬note】わたしは生まれ変わるならクラゲになりたかった。
こちらの企画に参加させていただいています。
新連載、すでにわたしの心をえぐっています。
誰にも評価されたくない。
しかし、この社会で生きていく以上、優劣をつけられないことはあり得ない。
だから、わたしは嫉妬に狂う。
だから、わたしは来世はクラゲになりたいと願っていた。
わたしは嫉妬と煩悩の塊だ。
選ばれたいし、欲しいし、うらやましい。
特に自己肯定感が低いわたしは
幼少期からだれかと比べることだけは一人前だった。
自分の周りにいる誰もが自分より輝いてみえた。あなたの才能に嫉妬してますって言えない空気を重く鉛のように感じていた。
社会はなんて生きにくいんだ。
わたしはあなたが羨ましいし妬ましいの、なんていう気持ちは大人になれば蓋をするものだ。
クラゲなら誰とも比べられない。
海に浮かんでたゆたう。うまく水族館に展示されていれば、生活は保障される。世渡り上手なクラゲになろう。
(クラゲの生態についてそんなに詳しいわけじゃないんだけど)
わたしはクラゲのように、人間のどろどろとした感情にもみくちゃにされないような世界を、来世は生きたい。
そう願っていた。ずるいですか?
そんなときにナミさんに出会えた。
嫉妬の感情なんて見せたらやらしいんじゃない?頭にぐるぐる沸いた感情をナミさんはすっきり蹴っ飛ばしてくれた。
嫉妬だって認めて、愛して、自分の味方にしてる。笑い飛ばしてくれる。
ナミさんの文章は、いつでもわたしの奥底を言語化してくれた。涙がでるほど笑った。
一番のお気に入りはこちら。
🪼🪼🪼
友達とのランチで、自分の家庭環境の話題になると、(否、大体は愚痴になるのだけど)
「いいなあ、アユは優しい旦那さんもいて、仕事も出世してさ。好きなこと仕事にできてるんでしょ?」
と言った。もはや存在から嫉妬してるのだから浅ましい。人の背景まで見ていない厚かましい発言だったことは認めます。
アユはストローでじゅっとレモネードをすすった後、少しふてくされた顔で答えた。
「あんたね、いいなあってよく言うけど、わたしは、夫がいなくても子どもがいることがうらやましい。うちは夫の病気で子どもができないからさ。第一、夫はいたらいたで大変よー」
ケラケラと笑う。知らなかった。
アユは子ども好きだから子どもの予定はまだなのかなあくらいにしか思っていなかった。仕事も部署異動してずっとやりたかった営業とは遠ざかって悔しい思いをしているという。
わたしはひとの背景まで全然見えておらず、ただ漠然とねだるお子さまだった。
わたしにいいなあ、と言われるたびに
あんたなんか何も知らないくせに!
と思っていたことだろう。アユは続けた。
「あんたもすでに持ってるんだよ。
人生、うらやましがってる時間はないよ?」
いつも嫉妬の心に狂うわたしを、友人は
ミートソースをちょっと口の端につけたまま笑ってくれた。
彼女はこれから夫と2人の人生を歩んでいく準備を始めると言った。
彼女は歩きはじめた。
わたしはひとり嫉妬するのばかり上手くなっただけ。
そろそろ、気づくときがきたのかもしれない。人生はあまりにも短い、のかもしれない。
ありがと。
🪼🪼🪼
わたしは今もまだnote友達が賞に選ばれたり、注目されるとハンカチを噛み締める。いいなあ、わたしだって、という病はまだ治っていない。
夫がいたら。フルタイムじゃなくてもよかったら。そもそも、もっと才能があったら。
いや、もうやめよう。嫉妬に付き合いすぎるのは考えものだ。うまく付き合おう、ほどほどにね。彼はいつもわたしのなかにいる。
人生、うらやましがってる時間も、
クラゲになりたいとかぼやいてる時間もないかもしれないのだから。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
池崎さん素敵な企画をありがとうございました!フィードバック希望です✨

わたしはこんなひと
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