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おこもり書斎。


よければみなさんの「#夢の書斎」教えてください。
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おいで、もちこ。


もちこは膝にのって、長く甘くすこししわがれた声を出した。保護猫だから詳しい品種はわからないが、やっと憧れの相棒を手にいれた。
子どもが独立して心にぽっかり穴の空いたわたしは、彼女に必要以上にくっつきそうである。なんとか自重している。


そして、やっと手に入れたもうひとつの夢。
自分だけの書斎だ。

好きな本だけ並べて。

広すぎず、狭すぎず。階段の下のスペースをまるごとわたしの書斎にしている。
書斎、という響きに憧れたのだ。それほどのスペースはないし、本棚も大きくない。だけど確実にわたしの世界だ。


机とパソコンとゆったりとした黒い椅子。何軒かの家具屋さんを周り、やっと気にいった椅子を見つけた。
それを囲む好きな本たち。それだけで充分だ。

本もエッセイや文学集、そして大好きなミステリ。
東野圭吾さんや湊かなえさん、辻村深月さん、染井為人さん、赤川次郎さんはシリーズで。
たまに懐かしくなり、絵本とかも並べる。
岩波文庫、青い鳥文庫もついつい揃えてしまった。
若草物語、名犬ラッシー、幸せのあおい鳥……
本さえあれば子どものころにいつでも帰れるのよ。

孫が来てもいつでも読んであげられる。近所の子にも読んでとせがまれるしね。


本棚は近くに住むおじさんから譲ってもらった。味のある作りこまれた木の古さが、このオレンジの光がなじむ。おこもりには夜がぴったりだし、光が苦手なわたしは、電球には少しこだわりがあるんだ。

書斎の本棚のイメージはそう。



たまにはキャンドルも似合う


読みたい本を好きなだけ自分だけの本棚に並べるというのは、
書き物をしてお金をいただくうちに抱いてきた夢だった。

調べものはパソコンを使ってもすることが多いが、やはり紙の辞書をめくるあの音はたまらないものだ。かさりかさりと。


もちこがぐんと伸びをして、ひざからおりる。
そろそろおやつの時間だね。


わたしは、ねこのおやつを手に仕事椅子から立ち上がり、目をしばたたかせた。そろそろ老眼かしら。
わたしもコーヒーでも淹れよう。いただきもののお菓子が残っていたね。


もちこ



好きなだけ自分の好きな本を置いた自分だけの書斎をつくる。
Xの投稿から言語化できた夢のひとつ。
この主人公はいつかのわたし。


自分だけのおこもり書斎、ほしくなりませんか?
note仲間さんは本好きな方が多いので、
共感してくださる方が多い気がします。


ぜひ教えてくださいね。



マガジン追加ありがとうございます✨


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